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偏差値が、成績が、自分の価値を測るすべてだと思ってました。

こんにちは!のぶはられいなです。

今回は、私が挑戦する理由、❝原体験❞についてお話しようと思います。




私がここまで熱くなってる理由ー。
実はそれは、自分自身の高校時の鬱の経験にあります。

もしこれを読んだ中高生で、似た状況で悩んでいる人がいれば、相談に乗っているので気軽に連絡ください🤗💌

もしこれを読んだ大学生で、似た経験や教育への想いがあるよ!という方は、是非お話しましょう💌💭

そのためにも、生い立ちからお話させていただきます(*_ _)

幼〜小学生時代

私は、お父さんが医者、お母さんが看護師の家庭に育ちました。妹と弟との三人兄弟です。

小学生のときは、色んな習い事をさせてもらってました!

ピアノ、プール、習字、絵、英語、料理、塾、、

失敗と練習を重ねて少しずつ上達する過程が好きで、「やめたくない!」と言い張って続けていました。

それもあって小学校では、最初からなんでもできる人みたいな感じになってました。

「お姉ちゃんみたいに頑張りなさい」
「のぶはらさんは学校では言うことないです!」

大好きな先生に褒められたりお手本にされるのは嬉しかった(*´∇`*)ゞけれどそれと同時に、「認められるには完璧から欠けてはいけない」感覚をその頃から抱くようになってました。

文武両道を目指した中高時代

中学受験に合格して、私立の中高一貫の進学校に入学しました。医者を目指す人が比較的多い医進クラスに入りました。

入学当時の私はお父さんに憧れて、お医者さんになるのが夢だったので嬉しかったです。

吹奏楽部がなかったので、なんでか分からないけど流れで硬式テニス部に入りました笑

↑真ん中中2の私です。黒すぎてだれ😂

写真の真っ黒度からも分かるように、全国を目指して本気で練習するような部活でした。

中2の夏先輩の代で初全国大会にしてベスト8を達成し、そんな頼れる先輩達が抜けた新人戦前の合宿で、私たちは全国ベスト4という目標設定をしました。

中1からテニスを始めた人が私含め9人中6人のチームで、中3の全国大会でベスト4を見事達成しました✨
中高で4度の全国大会出場を経験しました。

過程には色んなドラマがあったし、テニスからは人生に生きる大切なことをめちゃくちゃ学びました。(話すとキリがないので今回は省略します🙏)

中学までは、徹夜の勉強でなんとか保っていた成績も、高校になると全く追いつけなくなりました。

6、7時間新しい知識を聞いても、1時間分の1問も消化できずに次の日を迎えることもよくありました😵

消化不良の知識が溜まっていく日々。
どんどん下がっていく順位。
インハイ目指してやってる部活。
そんなの関係なく受験日は一日ずつ迫っている現実。

まるで見えない魔物に追われているようでした。。

高2の頭ごろから、突然食べ物を吐くようになりました。めっちゃ痩せました。

ストレスによる逆流性食道炎と診断されました。過食嘔吐も併発。そこからは自己嫌悪のスパイラルにはまっていきました。

「こんなに人にも環境にも恵まれているのに、なんで自分は」病んでいる原因は、醜い自分のせいだとしか思えなかった。

文化祭、修学旅行、全国大会、どれだけ楽しいことしてて顔は笑顔でも、心臓の鼓動は速く、視界はグレーがかっていた。

心が真っ黒闇に染まってるのに表面的には明るくいい顔してる自分が嫌い。価値がない。死にたい。
授業中、頭の中でそんなグルグルが止まらなくなって涙が止められなくなって「目にゴミ入りましたー!」ってトイレ行ったりしてた(笑)

怖くて、抜け出したくて、心情思考整理のために書いたノート6冊。
衝動買いした自己啓発本6冊…。それでも抜け出せなかった。

そんな当時の私の願いはただ1つ。

「立ち止まって考える時間がほしい」

練習も勉強もどれだけでもするから。

他考えてこなかったけど本当に医者でいいのかな?
他にどんな選択肢があるんだろう
いっぱいあるけどなにが向いてるんだろう
どの学部がなんの仕事に繋がってるんだろう

こんな風に、ただ自分や社会の選択肢と向き合い心に問う時間がほしかった。

そんなの、手を止めて考えればいいじゃん!😅て思うのですが、右見ても左見てもカリカリ_〆(。。)一生懸命勉強している中で、そもそも遅れてる自分が手を止めるとさらに置いてかれるようで怖いんですよね。気になる他学部のパンフレットはゴミ箱に捨てて、目の前の勉強に❝逃げて❞いました。

そんな❝逃げ❞を続けたら、事件が起こりました。

高3の9月 医学部小論文面接練習で

高3の9月、医学部小論文面接練習がスタートしました。医者になることは、小6から親にも親戚にも先生にも言ってきた応援してもらってる私の夢のはず、だった。のに。

小論文を書いて書き直していくほど、悪いことをしている罪悪感が大きくなりました。

面接練習でも「〜〜の理由で私は〇〇な医者になるために…」とか話すほど、「どこの誰の話してるんだろう?」という気持ちになりました。

私の心の中はパニック状態でした😱😱😱「本当に心の底からやりたいことなら、仮にどれだけ現在地から遠かったとしても悪いことしてる気分になるってことはないよね、?いや、あるのかな???」←ないよ😅

本音に気づかせてくれたのは友達だった。

このセンター直前期に「私医者じゃないかもです」なんてそんなこと、先生や親に今更言えない、言える訳ない。
友達にこっそり相談してみたら、こう聞かれた。

「れいなちゃんはなんで医者になりたいんやったっけ?」

面接練習してるしスラスラ出てくると思ったけど、なかなか声がでなかった。絞り出してでた答えが、

私「にずっとそう言ってきたから。親戚や先生や友達や病院の先生にも言ってきて、応援を裏切ることになるから、変えるのはできないから。」

友「それ主語がれいなじゃない。れいなちゃんは?」

私「……………」

出てこなくて、そこで初めてハッと気づいた。小6の時にはあったはずの、私主語の「医者になりたい」気持ちはどこにもなくなってることに。

クラスの人とか偏差値とか文系理系とか関係ないなら、惹かれてたのは教育だった

友達が背中を押してくれて、親と先生にその件を話すことができました。言ったら絶対親は反対したりするかと思ってたら、「れいなが幸せやったらなんでもいい」と言われて拍子抜けでした。

高3の10月に、6年間言ってきた夢が消え、完全にイチから志望大学と志望学部調べをすることになりました。その状況は最悪だったけど、不思議と嘔吐や手の震えなどの症状がピタッとおさまりました。

なんかもう、ここまできたら偏差値とか周りの人どうでもいいや! 自分のやりたいことして人を幸せにできる人になってやるんだ!って、逆に吹っ切れて覚悟を持てたからかもしれません。

その心の境地になった時、しっくりくるのは未知を秘めてる「国際」や「教育」でした。

そんな時、「国際人間科学部子ども教育学科」の文字を見つけて、運命だと思いました笑。高3の11月に、はじめて第1志望を見つけました。

受かったから今ではネタですが、落ちていたら本当に笑えなかったなと思います😨

これが私の原体験です。

この負の経験が、今の私を動かすブレない想いの源です。その想いについて詳しくは後日お話します😊

今日は中高生に伝えたいメッセージを残して終わります。

元・優等生代表(自称)の私から現役中高生にどうしても伝えたいこと3つ

1.日本の教育システムは、素直な優等生ほど、色褪せて染まっちゃう仕組みだということ。

このイメージ画像は、私がつくったものです。

まず左を見てください。アプリでグラデーションのとこからぽんぽこ色をとってきたので、同じ色はありません😊

人は80億人いたら80億人とも、違いますよね🧐その人にしかない色がある。を、表してます。

日本の幼〜高の教育を受けると、右の絵のようにそれぞれの色が褪せてなにかの色に染まっているように私は考えてます。ここでいう水色が「文武両道の理想の生徒像」のイメージ。

私は右上の方の「水色になりたい!」と言って評価される水色になる努力をしてたけど、実は本当に惹かれてたのは緑色だった人✋😂

逆に右の図でピンクや黄色の人は、少数派だけど「私美容師なるから勉強せんでええねん!笑」「スポーツ極めていくの」と周りに流されず自分の意思を貫く人✋✨

あなたはどっちに当てはまるだろう?

2.学校での評価は、あなたの360度の1度も満たない角度から見たただの数字にすぎないよ。「学歴」や「偏差値」のフィルターをかけてあなたを判断する大人の言うことは聞き流して!🙈🙉🙊

同じ制服を着て、同じ授業を受けて、同じテスト受ける。当たり前になってるけど、出て外から見てみれば、ものすごく異様な場所。

3.なにか惹かれている気持ちに蓋してるなら、絶対はずしてください!今すぐに。

他人は自分がなに目指そうとどんな人生送ろうと、思っている以上に気にしてません!😂
意外と、世の中に正解はあるようでありません。なので不正解もありません。だからあなたの心の声だけには、嘘をつかないで大事に大事にしてあげて下さい💓


以上です!

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました!😊

次はこの原体験を踏まえて、「どうやったら将来のことや自分と向き合う時間や挑戦できる環境を、より多くの人達に届けられるんだろう?」について、今挑戦していること、次に挑戦しようと思っていることなどを語ります!

もし、共感したり面白いな〜と思ってくださった方や相談したいと思った方は、気軽にTwitterのDMから声かけてください(*^^*)

2020.5.21 のぶはられいな

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