誕生日のお祝いよ届け!

おかげさまで、今年も無事に誕生日を迎えることができました。

2022年は、これまでの誕生日とは少し違った感情が沸き起こりました。

きっとそれは、ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続くなかでの誕生日だからなのかもしれません。

私には、ウクライナ人とロシア人の友人がいて、彼らは日本に住んでいますが、ご家族はそれぞれウクライナとロシアにいらっしゃいます。そんなこともあって、日々、ウクライナ情勢のニュースを見ては、胸が締め付けられていますが、これは、きっと皆さんも、ずっと、あるいはどこかで感じていらっしゃるでしょう。

戦禍でも当然、誕生日を迎えている人はいるわけですが、恐怖に怯え、悲しみのどん底にいる人や、そのご家族を思う人たちを想像すると、「おめでとう」と言われることの後に、重たい気持ちがやってきました。

生まれてきたことを祝う日だというのに、生きた心地がしない状況下にいるなんて、やりきれません。

今年は、そういう胸の痛みを抱える中で、私は家族にささやかに誕生日を祝ってもらうことができました。友人たちからも温かいメッセージを送ってもらい、涙がこぼれました。

ケーキの蝋燭を吹くときに、ウクライナの平和を祈りました。

せめて、心だけは、苦しんでいる人々や、亡くなった方々の無念に寄り添いたいという一心です。

次の誕生日こそは、すべての人たちが温かく安心できる家の中で過ごせますように。

私に「おめでとう」と、お祝いの言葉をくださった方々から受け取った喜びを噛み締めながら、戦禍で誕生日を迎える人々に、「おめでとうございます!生き抜いてください。いつも祈っています」と、祈りとお祝いの気持ちを送ります✿



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