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イベント登壇を機に発信がこわくなくなったDATASaber挑戦者の話

こんばんは。深夜22:00の大学でnoteを執筆している珠です。
学生生活が終わりを迎える今、私は「DATASaber」に挑戦しています。

「DATA Saber」とは
BIツール Tableau のユーザーコミュニティが有志で主催している、無償の人材育成プログラムのこと。
プログラムの中では、以下の2つの能力について問われる。
―1.DATAにまつわる包括的な知識と技術力
―2.Data Driven Cultureを広める力

DATA Saber「DATA INTELLIGENCEを広める旅へ」
(https://datasaber.world/)

本プログラムの挑戦者は、複数の要件を満たすことで DATA Saber の称号を手に入れます。
その要件のひとつが「自分の所属組織においてデータドリブンカルチャーを広げる活動をすること」。
私はこの活動の一環として、学校の友人を対象に「データのビジュアル化の価値」がテーマの勉強会を複数回開催しました。

しかし、当初の私はイベント開催に後ろ向きでした。
「クオリティ高いイベントじゃないと参加してもらえなそう…」
「私なんかに話せることなんてないかも…」
そんな想いに囚われていた私が、複数回イベントを開催できた理由とは?

今回は、かつての私のように身構えている方にむけたお手紙のつもりで、イベント開催にあたってのヒントをシェアしたいと思います。

きっかけはTabjoイベント

私はDATA Saber挑戦期間に、TableauのユーザーグループTabjoさんのイベントに登壇する機会を頂きました。
(「楽しそう♡」という理由で挑戦させていただいたイベント登壇が心変わりのきっかけになるとは…当時の私は知る由もないのでした)

今回のイベントのテーマは「DATA Saberにチャレンジしたいが、一歩が踏み出せずモヤモヤしている方の背中を押す!」こと。
私は以前より「データの扱いに自信がない人がデータの面白さを知る最初の半歩を後押ししたい」と考えていたため、このテーマに大共感。
登壇者募集の情報をみて、すぐに登壇希望を出したことを覚えています。
👉 イベント詳細・当日のトーク内容はこちら 👈

ひよっこのことばにも価値はある

登壇して気付いたのは「ひよっこ目線の情報も、誰かにとって有益である」ということ。
この気付きこそ、私にとって大変価値のあるものでした。

本イベントの冒頭では、登壇者がそれぞれ「私の驚いたTableau機能」についてご紹介する時間がありました。
この時、私が扱ったテーマは地図機能。Tableauを使い慣れた視聴者の皆さまにとっては、決してTableau力が向上するようなプレゼン内容ではありません。

それにも関わらず、私のプレゼンが沢山の温かい評価をいただけたワケとは?(その節はありがとうございました💐)

それは私のプレゼンが、以下2点を満たしていたからだと考えています。
1.どこまでも「ひよっこTableauユーザー目線」で語っている
2.「想い」に裏打ちされたストーリー構成になっている

⇩ プレゼンの大まかな流れ⇩
今日は「地図機能」について紹介するよ
    ↓
Excel的な表データって分かりにくいね
    ↓
棒グラフにしたら読み取りやすくなるね
    ↓
地図にしたら更に直観的だね
    ↓
(地図のようにビジュアル化すれば)
手軽にインサイトが引き出せるから、更に深掘りできちゃうね✌

つよつよTableauユーザーさんに憧れても、私はまだまだひよっこ☆Tableauユーザーです。
とすればそこで開き直れば、ひよっこの強みを盛り込んだプレゼンができそうだと思いませんか。
例えば、はじめてTableauに触れた時の感動がまだあざやかに残っていたり、Tableauの魅力について、手垢のついていない自分のことばで語れたり。
実際に今回の私も、ひよっこであるがゆえの手触り感を持って
「そもそもTableauというツールが本質的に持っている価値とは?」という問いを軸に据えながらプレゼンを組み立てることができました。

要するに、「ひよっこ目線の情報も、誰かにとって有益である」のです。
このことに自信を付けてからは早かった…
一カ月と経たないうちにゼミのメンバーに「データを見える化するっておもろいからちょっと話聞いてみない?」とゆるッと声を掛けて、勉強会を実施する運びとなりました。

あなたも、イベント開催をする時にそれほど身構えなくて大丈夫。
あなた目線の情報や思想に感謝する人がきっといるはずです。

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