家族は大切なルームメイト=ソウルメイト
息子や娘が大きくなるにつれて
自分の部屋をもとめ
自分のものを置いていく。
境界線ができていく。
冷蔵庫の中も
自分のお気に入りをキープするテリトリーがある。
6人のひとりひとりが
ルームメイトのような関係になってきた。
リビングはみんなが集い食事をして、おしゃべりして、こたつでくつろいで、たまにテレビを見て勉強したりもする。
食事はとても幸せをあたえてくれる。
そしてひとり、またひとり自分の部屋に戻る。
子どもの成長はどんどん変わる。
家の中もどんどん変わる。
小さな頃はどう変えていいか、わからないから、過ごしやすいようにいろいろ動かした。
引っ越しも5回あった。
22年間、1年ごとに変わっていった。
今は話し合ってみんなで協力して、家の中は変えられていく。
おかげさまで自分の大切なことは
どんどんシンプルになった。
そして自分の大切なものだけ部屋にある。
本と手紙。ペンと色鉛筆。音楽と画集。花と観葉植物。服と裁縫道具。
本当に大切なものだけになった。
だからすべて大切にできる。
身軽なわたしは家やものに囚われることなく
どこでも好きなところにゆく。
美しい景色を心から楽しめる。
このような心になったのは
家族のおかげです。
ひとりひとりが自立しているから。
ひとりひとりを尊敬しているから。
わたしは
わたしのことに向き合える。
わたしの人生が新しくはじまる。
わたしは
春の訪れを感じる。
今の幸せを感じる。
ともにいてくれて
ありがとう
感謝します
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