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大原美術館と喫茶店「エル・グレコ」に浸る
3月2、3日の2日間。わたしは倉敷の「大原美術館」と隣りにある喫茶店「エル・グレコ」にいました。
(写真は喫茶店「エル・グレコ」。)
倉敷にて、わたしのいた場所の割合
大原美術館とエル・グレコ:6、飲み屋:2、
旅の長男とお茶 in ドトール:1
あとは倉敷美観地区をぶらぶら歩く。
(というと聞こえはいいけれど、宿が分からなくなり、迷子で彷徨っていたともいえる〜。)
ディープだったな。とても。
憧れの大原美術館。なぜ行きたかったのか、というと
西洋美術を紹介する、
日本初の美術館だから。
大原美術館。
100年前、企業家である大原孫三郎と、洋画家の児嶋虎次郎が、力を合わせて収集したコレクションを、1930年、地元倉敷に開きました。
さらに驚きのエピソードが。
児嶋虎次郎は
コレクションのために、渡欧を2回します。当時の渡欧は大変だったろうに。
そして彼は、
モネやマティスのアトリエを訪れて直接選びます!
ルノワールに直接交渉して裸婦を描いてもらいます!
すごい!モネやマティスと同時代を生きて、絵を直に選びに行ってる。ルノワールに絵をお願いしている。信じられないような事実。
これは、絶対に行かなくては。
わたしはモネの『睡蓮』やルノワールの『泉による女』などの作品を楽しみにして出かけました。
2日の14時半。大原美術館に入りました。
入口の両脇にある二体の大きな銅像は、ロダン!
びっくりしました。ロダンの作品が外にあるの!
中にゆっくり入ります。
温かくて薄暗い室内。
石畳から上質な絨毯に変わり
靴音はなくなる。
絨毯はうすいモスグリーンだったような。
真正面には
児嶋虎次郎の『和風を着たベルギーの少女』がありました。
次回に続きます。
喫茶店「エル・グレコ」の外観です。蔦のからまりが渋みをだしていました。
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