タマオ📚言葉を紡ぐという仕事

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最近の記事

美術館巡りの備忘録 vol.1

美術展を訪れるたびに書きとどめていた短文を集めました。 まずは2016年から2020年まで。 ☆デトロイト美術館展(2016/7/9~9/25 大阪市立美術館) 印象派あたりはお馴染みの画家の作品が並びます。目新しかったのは20世紀ドイツの絵画。直線的な構図と明快な色彩が心にストンと収まりました。 自動車産業の隆盛を誇った時代のデトロイトの栄華が偲ばれるエピソードも。チケットに印刷されていたゴッホの「自画像」と、最後の部屋に展示されていたマティスの「窓」。今では全米各地

    • 7日間ブックカバーチャレンジ

      2019年末から始まった新型コロナウイルスによる世の中の混乱。外出がままならない時期もありました。その時にSNSで巡ってきたのが7日間ブックカバーチャレンジ。自分の好きな本を1週間かけて7冊紹介するという企画でした。当時の文章に手を加えて、ここに紹介させていただきたいと思います。 一日一冊、選りすぐりの本をお届けします。内容は説明しませんが、時に思い出を語るかもしれません。 【1日目】愛なき世界(三浦しをん) とにかく装丁が美しい。帯を外すと一段と美しく、カバーを外すと

      • タマオの軌跡

        noteを始めるにあたり、自己紹介を兼ねて自分がこれまでに住んだ土地を振り返りながら通ってきた道程を記します。 【香川の時代】 香川県生まれです。 高校を卒業するまで引っ越しも転校も経験することなく、小さな町の一角で小さく暮らしていました。高校を卒業したら親元を離れることに迷いはなく、大学進学のため岡山へ。 【岡山の時代‐1】 大学進学とともに岡山県で一人暮らしを始めました。 アルバイトもせず、毎日その日の講義で執ったノートを清書する、地味で真面目な学生でした。大学の