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2024年 大変な年明けに感じた感情まとめ。

能登地震が心配です。

お正月に襲った能登地震。その時私は実家の三重県にいました。あれ?地震かな?って思う程度の揺れでした。でも、携帯の速報に入ったのは震度7!しかも能登というではないですか。能登には玉乃光を支えて下さる歴代蔵人のみなさんの土地です。今でもお世話になっています。

昔は、杜氏制というのがあって、全国の酒蔵は酒造りが有名な土地から杜氏と蔵人が季節労働で酒造りにきてもらっていたんですよ。玉乃光もそうでした。その一つが能登杜氏。三大杜氏といえば、丹波杜氏(兵庫)、越後杜氏(新潟)、南部杜氏(越後)ですが、それらに並ぶほど有名なのが能登杜氏です。

今となっては、現役で来てもらっているのは1名だけなんですが、昔は何十人ときてもらっていたと聞いています。そんな能登での地震と聞いてびっくりしました。能登の酒蔵は今回の地震で大きな被害を受けていると聞いています。何らか私にできることをやりたいと思っています。

飛行機の炎上なんて起こるんだ。

JALの飛行機が炎上するなんて、そんなこと起こるんだ。飛行場って本当にそこまでやる?ってくらい色んなチェックしてるし、時間よりも手続優先で、本当に安全を最優先している。そんな中で起こった事故。

いろんな原因が出回っているけど、海上保安庁の方が5名もなくなってしまっている。唯一の救いは、JALの飛行機の乗員、搭乗員379名が全員無事だということ。

日本においては、地震よりも確率が低い事故が起きてしまったということだと思う。大地震という珍しい災害の後に、もっと確率の低い飛行機事故。でも、これらは何の関係もなかったわけではない。海上保安庁の飛行機は能登地震の支援に向かおうとしていたためです。おそらくイレギュラーな発進だったのだと思う。

高速道路の追突事故

1/1と1/2は私は実家の三重県に帰省していました。この2つの大事件を耳にして、その帰り道、高速道路で3件もの自動車事故に遭遇しました。そのうち1件は、自分の目の前でリアルタイムに置きました。

渋滞していてスピードが遅くなっている車に後ろから追突事故。それが私の運転する車の真横で起きました。ドンという大きな音とともに。幸いなことに車体が少し凹んだくらいで、けがはなさそうでした。

それでも、大地震に飛行機の事故、そのあとに目の前で車の交通事故が起こるなんて、44年生きてきて、たった2日間でこれほどまでに不幸が重なったことはなかったと思います。


今年は地に足をつけて生きていこう。

この正月はたくさんの不幸な災害、事故がおきました。でもそのすべては自分の身に降りかかっていてもおかしくないことばかり。とくに地震については、南海トラフ地震の危険性が叫ばれている中、三重県は一番危ない場所です。

いつ何が起きるかは分からないし、そのための準備なんてやれることは限られてる。玉乃光の蔵だって相当古いので、もし、京都に大地震が来たらとても持たない。でもそのすべてに対策するのは経済的に不可能。

飛行機の事故を恐れて、海外に行かないわけにもいかないし、車の事故なんていつ巻き込まれてもおかしくない。

できることが少ないのであれば、少なくとも地に足つけてしっかり生きていこうと思いました。人としてやるべきことをきちんとして、誰にも恥ずかしくない生活をおくりたい。美味しいお酒を造って、一人でもたくさんの人に届けて、豊かな人生を送るお手伝いをする。

それが今の私にできる唯一のことだなと。
あとは、私にできる範囲で困っている人を助けたいな。

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