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玉乃光らしさを表現するお酒造り。今後力を入れていきたい商品たち。

アンテナショップのプレオープンから約2ヶ月、グランドオープンから約1ヶ月。
皆様のおかげでたくさんのお客さまに来ていただいております。
本当にありがとうございます。

アンテナショップをオープンした目的のひとつとして、お客さんと直接対話することで、お客さまの生の声を活かしていきたいという想いがありました。

今回は、そんなお客さまの声を活かして、次にどんなことに取り組もうとしているのかをお話したいと思います。

玉乃光らしいお酒を増やしたい

玉乃光には、たくさんの種類のお酒があります。

その中でも、定番と呼ばれているお酒は、「酒魂」と「備前雄町100%」の2種類。

戦後いち早く純米酒を復活させ、純米酒だけを造ることにこだわりを持ち続けてきた玉乃光らしさを表現している2種類です。

伝統を紡ぎながら真っ直ぐに酒造りをしてきた蔵だからこそ、これらのお酒は大切にしていきたいと思っています。

ただ、お料理の味を邪魔しないようにという想いを込めて香りを抑えめに造っているため、流行りのお酒とは違い、お客さんに伝わりにくいという課題があります。

玉乃光らしさや伝統を知ってもらえば、もっと好きになってもらえるだろうなとは思うものの、世の中にたくさんのお酒がある中ではなかなかそれが伝わらない。

そのため、お客さまにより広く、深く届くけるためには、玉乃光らしさを表現できるお酒をもっと生み出していきたいと思いました。

純米酒にこだわり続けてきたからこそ造れるお酒、伝統を守り続けてきたからこそ造れるお酒はまだまだあるはず。

アンテナショップに来てくださる方々の声を聴きながら、もっとたくさんの玉乃光らしいお酒をお客さんと一緒に造っていきたいと思っています。

純米酒のその先へ…オーガニック日本酒

そんな想いの中、今後力を入れたいお酒のひとつは、オーガニック日本酒。

こちらのnoteでも何度かお話しましたが、先日工場のオーガニック認証を取得することができました。

オーガニックの酒米を使用して、オーガニックの工場で造る完全オーガニックのお酒。

醸造アルコール等無添加の純米酒のさらにその先、より混じりっけの無いお酒を目指した結果たどり着いたのがオーガニック。

醸造アルコールなどを添加せず、純米酒を造ることを大切にしてきた玉乃光だからこそ、オーガニックを造る意味と価値があると思っています。

裾野を広げるために…スパークリング日本酒

また、スパークリングの日本酒にも力を入れていく予定です。

玉乃光のお酒の良さをより広く知ってもらうためには、やはり飲んでもらえる人の裾野を広げることは重要になってきます。

難しい取り組みではありますが、女性や日本酒に馴染みがない方が日本酒の世界へ足を踏み入れるきっかけを作るために、力を入れていきたいと思っています。

スパークリング日本酒という分野は、たくさんの蔵が挑戦してきましたが、中々定着しない難しい分野。だからこそ、純米酒を復活させた誇りを胸に、チャレンジしていきます。

まるみのある口当たりを活かした…熟成酒

そしてもうひとつは、熟成酒。

灘の男酒、伏見の女酒と言われますが、玉乃光も伏見のお酒らしい、柔らかくまるみのある口当たりが特徴。

そんな玉乃光のお酒は、低温でじっくりと寝かせて熟成酒にすると、よりいっそう味わい深く感じていただけるんではないかなと思っています。




オーガニック、スパークリング、熟成酒…
現状も、玉乃光に存在するものもありますが、より力を入れてレベルアップさせていく予定です。

そして玉乃光らしさが込められた三本柱として、世の中に届けていきたいと思っています。

とはいえ、まだまだ、試行錯誤の途中。

お客さまとともに作り上げていけたらなと思っておりますので、アンテナショップに足を運んで、ぜひともご意見等聞かせくださると嬉しいです!

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