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生命を感じられる。そんな日本酒を造りたい。

チームラボさん見に行ってきました。

いやー。ほんとに感動しました。あんな世界を作れる日本人がいるってだけで日本人として誇らしい。ほんとにすごい。
生命をテーマにしているらしいです。刺激を受けました。私もこんな日本酒を作りたいなと心から思いました。

私は、日本酒から生命を感じられるから、長い歴史の中で神事や冠婚葬祭で使われるんじゃないかという仮説をもっています。だから、生命とは何か、生命を感じるとは何かが気になっているんです。

生命とは何か

生命とは何か、AIに調べてもらったら、こんなのが出てきました。

「生物の定義は、多くの生物学者が認めているもので、以下の3つの条件を満たすものです。①外界と膜で仕切られている②代謝(物質やエネルギーの流れ)を行う③自分の複製を作る」

何となくわかる気がしますね。他にも諸説あるみたいです。日本酒の飲む以外の価値って何なんだろうって考えたときに、生命を感じる物だからと思ったんです。だから、生命について少し調べてみたんですよ。チームラボさんからも学びました。

普段日本酒に馴染みがない人にも飲んでもらいたい。

日本酒は残念ながら、日常的に飲まれるものではなくなってしまいました。ただ、引き続き必要な人たちもたくさんいますし、一定数はこれからも残っていきますので、もちろんそういう人相手には今まで通りのビジネスでいいんです。

でも、日本酒を日常的には飲まない人にも、たまには日本酒を飲んでもらいたいじゃないですか。だって、そうしないと日本酒が日本文化として維持できなくなっちゃうから。いつか、歌舞伎のようにごく一部の人だけが見たことのあるものになっちゃう。

どういうものに生命を感じるのか

そこで、「日本酒の価値=生命を感じる飲み物」だとするとね。どういったものに生命を感じるのか?てことが大切になるんですが、実際に生命である必要はないんですよ。大切なのは生命を感じられるかどうか?

例えば、渦や雲からは生命を感じます。でも、人間の形をした銅像からは生命を感じません。何故なんでしょうか?それは実際に生命があるかどうかではなく、地球の大きな流れの中にあるかどうかで生命を感じるかどうかが決まるんじゃないかというお話です。

人間だって、食べては出して、体を維持します。そして、人と環境の大きな流れの中で生きてるわけですよ。もし箱の中に閉じ込められたら、すぐに死んでしまう。地球をとりまく大きな流れの中に存在することが生命なんだと思います。

日本酒から生命を感じられるか

日本酒は、自然の恵みと農家さんの力で育ったお米と、長い年月をかけてきれいになった井水から作られます。それを微生物や細菌がみなさんの力を借りてアルコールにするわけです。そして、出来上がったお酒や酒粕もまだ生きている。まさに生命そのものです。そして、地球の大きな流れの中にあります。

私は、蔵からも生命を感じるんですよね。長い間たくさんの人たちが、使ってきた歴史と、100年もの間そこにあるものから感じられる独特の空気感。うまく言葉にはできないんですが、地球の大きな流れの中にある。

でも、飲む人が日本酒から生命を感じているかというと、必ずしもそうじゃないだろうなと思うんですよね。もし、生命を感じられることが、日本酒の価値なんだとすれば、生命を感じられる日本酒をつくりたい。地球の大きな流れの中にあることが感じられる商品じゃないといけないと思うんですよ。

味にもデザインにも、届け方にも生命が感じられるようになれば、その日本酒はきっと価値があって、みんな手にとってくれるんじゃないかな。日常には飲まないかもしれないけど、人生の大切なときや、一年の始まりや、神事・冠婚葬祭などにはきっと使いたくなると思うんですよね。


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