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【アンテナショップオープン物語Vol.3】築100年以上の京町家を京モダンにリノベーション

今回は、アンテナショップの舞台となる店舗についてご紹介したいと思います。


今回のアンテナショップの舞台となる建物は、100年以上の築年数を重ねた歴史感じる木造建築。

天井をつけておらず、梁なども見えて、風情感じられる店内になっております。

玉乃光酒造がアンテナショップを通じて伝えたいことは、日本酒や、われわれ玉乃光の歴史の重み。

それをお客さんに感じ取ってもらうためには、新しいビルに華やかにオープンするよりは、伝統感じる場所にオープンしたいという思いから、半年間物件を探し続け、ようやくぴったりの物件を見つけました。

歴史をしっかり感じつつ、モダンで入りやすい雰囲気

建物だけでなく、

アンテナショップが位置しているのは、日本三如来である薬師如来像が祀られる「因幡堂」の側。

1000年以上京都の人々の健康と安全を守り続けているお寺のパワーと歴史を存分に感じられるスポットにあります。

とはいえ、歴史という部分ばかり押し出していると、お客さんも疲れてしまうかもしれない。

ということで、店内のデザインは若い女性や、お酒を飲まない人でも入りやすいようなモダンで洗練したデザインを予定しています。

インテリアはモルタル基調で統一し、まさに京都モダンな雰囲気で重くなりすぎないことを重視。

というのも、伝統文化である日本酒は、もちろん伝統の重みという良さもあるのですが、その重みが逆に若い人たちの障壁になることもあるのです。

例えば、「日本酒は正しい知識が無いとだめだ」「にわかは入りにくい」と思われるのも、伝統の重さからだと思います。

そうならないために、日本酒を多くの人々に楽しんでもらえるように、敷居やハードルを感じにくい店内演出を目指しています。


半個室の飲食スペース

入り口に入ると、そこには酒粕や日本酒など物販コーナーがあります。

そして奥は一階、二階合わせて50席ほどの飲食スペース。

あくまでも酒場ではなく、日本酒と酒粕をゆったり楽しんで知っていただけるスペースにしたいということで、半個室をメインとした店内にしております。

店内にしっかりと温度管理ができるような日本酒の貯蔵室も完備していますので、できたての生酒や、流通に出すのが難しいようなお酒も、最適な状態で提供可能。

ゆっくりと座って、酒粕料理やここでしか飲めない玉乃光の日本酒などを堪能ください。

中庭を眺めながらコース料理を楽しめる特別室

そして、もうひとつ目玉になるのが、「特別室」。

店内に完全個室で、中庭を望める部屋があるのですが、その部屋を1日1組限定の完全予約制で開放しようと思っております。(まだ、検討中)

特別室をご予約いただいたお客様には、特別室限定のフルコースをご用意。

酒粕料理や、アンテナショップ限定の日本酒などを組み込んだ、贅沢なフルコースを、景観が良いお部屋で楽しんでいただくことができます。


中心にあるカウンターでは随時イベント開催

そして、飲食スペースの中心部分には、大きな存在感のある木造のカウンターがあります。

そちらでは、玉乃光の日本酒を知ってもらうための様々な展示や、酒粕料理教室などのイベントの開催を予定。

アンテナショップのメインステージとして、玉乃光の世界観を知ってもらうスペースになれば嬉しいです。


今回のアンテナショップは、京都の歴史を感じながら、でも敷居は高すぎず、様々な形で玉乃光の酒粕や日本酒を感じていただけるスペースに仕上がっています。

日本酒や酒粕に普段馴染みがない方々も、是非、難しいことを考えすぎず、一度足を運んでみてください!

玉乃光アンテナショップ「純米酒粕 玉乃光」は、3月1日オープンです!

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