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【アンテナショップオープン物語Vol.9】挨拶とは、心を「挨(ひら)いて」相手に「拶(せま)る」こと


先日、アンテナショップスタッフのキックオフミーティングを行いました。
 
キックオフミーティングは、
一緒に働く仲間同士が仲良くなるためのアイスブレイクやちょっとしたワーク、
日本酒、酒粕について学ぶための蔵見学、
店舗開発の責任者から玉乃光のコンセプト説明や、サービス業の基礎など、
 
心地よくお客様を出迎えられる準備ができるように、しっかりと時間をかけて実施。
 
 
その中で、「働く上で大切な3つのこと」について話をさせてもらったのですが、様々なことにチャレンジする中で、私自身も常に忘れないように心がけていることでもあるので、
今回はそんなお話をこちらのnoteでできればと思います。 

このお話は以前このnoteでも一度ご紹介した神戸で飲食業を営むK社長から教えていただいたことで、今も大切に守り続けています。



 
働く上で大切な3つのこと

 
私が、働く上で大切な3つのこととしてお伝えしたこと。
 
それは、「挨拶」「笑顔」「感謝」です。
 
ここで単語だけで羅列すると当たり前のことのように思えますが、当たり前なんだけど、これができないんですよね。
特に大人になっちゃうと、きちんとやると決めてやらないとできないんですよ。 「挨拶」「笑顔」「感謝」って。
 
そして、これらは、仕事だけでなく、生きていく中で何よりも忘れてはいけないこと。
 
スタッフには、そんな3つのことについて、改めてひとつずつ丁寧にお話させていただきました。

心を「挨(ひら)いて」相手に「拶(せま)る」のが挨拶

ここでは、お店における「挨拶」についての考え方をご紹介します。
 
皆さんはなぜ挨拶が大事なのか、と考えたことはあるでしょうか?
 
なんとなく「おはようございます」「お疲れさまでした」と形式的に伝えるだけになっていないでしょうか?
 
 
挨拶という言葉は、「挨(ひら)く」「拶(せま)る」という単語から成り立っています。
 
心を挨いて、相手に拶る。
 
自ら心をひらいて、相手の心に近づくことが本当の意味での挨拶です。
 
 
だからこそ、ただ形式的に「言う」だけではなく、しっかりと「伝わる」ことが挨拶をする上で大切なことだと私は考えています。
 
 
じゃあ、「伝わる」ためにどうしたらいいかというと、まず相手の立場に立つこと。
 
 
今回のキックオフミーティングでは、スタッフ同士で挨拶をするときは、挨拶をする前に、「挨拶します。」と伝えてください。とお話しました。
 
「挨拶します。おはようございます。」と、1クッション必ず挟んでほしい、と。
 
なぜそんなことをわざわざする必要があるのかというと、
 
それは、実は挨拶は、する側より、される側の方が難しいと思うからです。
 
作業をしている最中に、考え事をしている最中に、突然「おはようございます」と伝えられたら、
驚いたり、自分に言われているのかが分からなかったり、咄嗟に反応できなかった経験はありませんか?
 
挨拶をする側より、返す側の方が、実は難しいんです。
 
 
自分が挨拶すること以上に、挨拶される側の気持ちを考えること。
 
これが相手の目線に立つことで、心を挨いて、相手に拶る挨拶だと思っています。
 
だからこそ、「挨拶します」の1クッションを置いて、相手が返しやすい状態を作るということをスタッフにお伝えしました。
 
 
ただ、これも形式的になっては意味がないと思っています。
 
あくまでこういった挨拶を通して、相手の目線に立ってコミュニケーションを取ることの大切さを学んでいってもらえたら嬉しいです。
 
 
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ここでは、挨拶についてのお話をしましたが、キックオフミーティングでは、「挨拶」「笑顔」「感謝」すべての事柄について1つずつ私が思っていることをお伝えしました。
 
この3つを大切にしていくことで、良いチームが作れるし、お客さんにも心地良い接客ができる、そして、何よりスタッフそれぞれ自身の人生も豊かになっていくと思っています。
 
 
私自身、アンテナショップオープンに向けて、大きな目標を語ってきました。
今後も、大きな目標を達成するために挑戦し続けようと思っています。
 
ただ、その中で、最も基礎的で働く上で、そして生きる上で大切な「挨拶」「笑顔」「感謝」を忘れず、日々邁進していきたいと思います。
 
 
次回はついに、アンテナショップ物語の最終回。
店内について、写真付きで紹介できればと思っています。
 
アンテナショップのプレオープンまで残り10日間。
 
是非足を運んでいただければと思います。
 


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