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それでもやっぱり人が好き

北海道の知床で数日過ごしました。

お盆に家族で知床に行っていたんです。観光シーズン真っ只中だというのにほとんど人がいない。それなのに素晴らしい景色と食事。それが大好きでなるべく毎年行きたいと思ってるんです。

コロナでしばらく行けてなかったので、久しぶりに行けました。ほんとに人が少なかったのですが、悲惨な遊覧船事故があったので、その影響がまだあるのかもしれません。
子供たちは、「あ、シカだっ!」「あ、キツネだっ!」「あ、ヒトだっ!」と動物と人を同列にあつかってました笑。自然しかないので、家族との会話も増えていい時間でした。

さて、社会生活をしていると、他人との間で、色んな摩擦が起こります。仕事でも、家族でも、大学でも、友人関係でも。それが原因で心を病む人が後を立ちません。だから人間関係をすこしでもよくしようと、周りに気を使ったり、空気をよんだり。そして、コミュニケーションが大切といって、仲良くなろうとする。でもなかなかうまくいかない。

今回、人がほとんどいないところで、電波もあまり届かないところにいると、日常のしがらみから解き放たれるときがありました。そんな時間を過ごしていると逆に日常の人間関係について考える機会になったんです。

北海道の端っこの端っこ


自分と相手の違いをきちんと認識する。

日常の人間関係の悩みを解決するために、コミュニケーションをよくしようとがんばることがありますが、結局あまりうまくいかない。
それはコミュニケーションの目的がずれてるからだと思うんですよね。

コミュニケーションの目的は、自分と相手が違うということを、お互いが認識することだと思うんです。

相手も自分と同じだと思うからおかしなことになる。人はみんなひとりひとり違っていて当然。だからどう違うのかを把握することが大切だと思うんです。その上でお互いがその違いを認めることができたら人間関係はおかしくならないと思うんですよね。

でも、一生懸命相手を説得しようとしたり、自分の話ばかりをしていたり。そして、最終的には相手が自分と違うことを嘆いて、まわりに文句を言って、分かってくれなーーーい!

それの繰り返し。

そうやってして人を嫌いになって、気が合う人だけと付き合って。それも一つの形なんだけど、シンプルにやっぱりみんなで仲良くしたいなーなんて、馬を見ながら考えていました。

馬がいっぱい


それでもやっぱり人が好き

人間関係って難しいけど、結局そこを乗り越えた先にしか人の幸せってないと思うんですよね。社会動物なんだから。
そこで活躍するのはやっぱり「酒」でしょう。飲ミニケーションなんてよく言ったものですが、お酒はほんとに人と人をつなぎますよね。

北海道から帰ってきて、すぐ会食にいったんですが、楽しかったな。人がいないとストレスもないし、気楽に生きられるけど、それ以上のものがないですよね。何も得られない。人は人と一緒に生きることでしか、幸せになれないと思うんですよね。いろいろあるけど、やっぱり人が好き。

そんなお手伝いができる日本酒をこれからも造っていきたいなーって。改めて思うのでした。


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