【アンテナショップ物語 Vol.5】想いに共感して支えてくれる仲間たち
アンテナショップのオープンまで、残すところ1ヶ月と少しになりました。
われわれ玉乃光の社員だけでなく、外部の協力のおかげによって実現できていることがたくさんあります。
さらに、現在、アンテナショップではスタッフを募集中。
さらなる仲間が増えるというこの機会に、改めて仲間たちへの想いについてお話させてください。
ここまで支えてくれた仲間はもちろん、アンテナショップのスタッフに興味がある方、玉乃光と一緒に何かをしたいと思っている方にも、是非読んでいただきたいです。
日本酒業界で働くことのハードル
日本酒業界は、これまでずっと閉鎖的な業界でした。
家族経営が多く、技術的な職の一面もあるので、なかなか新しい人たちが入りにくい。
一部のメーカーを除いて、新卒採用をしている酒蔵はほとんどありません。
新しい人たちが日本酒業界に入るハードルはずっと高かったんです。
ただ、日本酒業界がずっと閉鎖的なままでいると、このままジリ貧になっていってしまう。
私はずっとそう思っていました。
やっぱり業界を大きく動かすためには、若い人たちにどんどん業界に参入してもらいたい。
加えて、ITやデザインなどのもっと多様な業界の人たちとコラボしながら、幅を広げていきたい。
そういう意味では、こんな参入障壁の高い業界で活躍する日本酒ベンチャーの方々は本当にすごいと思います。
そういう想いから私は、外部の人とできることを増やすため、色んな人たちへの声掛けを続けてきました。
「想い」に共感して仲間が集まってくれた
これまでnoteで何度か書いてきましたが、アンテナショップで実現したいことを大きくまとめると、
「日本酒のハードルを下げて、日本酒自体のファンを増やすこと」
「京都の伝統産業を盛り上げること」
「世界初の酒粕ブランドを作って、酒粕文化を広めること」
の3点です。
日本酒が難しいものと思われすぎて上がってしまったハードルを下げて、日本酒を気軽に楽しめる場所として。
そしてそこに集まってきてくれた人の意見を取り入れながら、お客さんと共に新しい日本酒を作り上げる場所として。
また、京都という伝統文化を守るために、色んな伝統産業とコラボできる場所として。
そして、われわれの大きな挑戦のひとつである、酒粕ブランド「無垢」を広めて、酒粕の良さを世の中に知ってもらう場所として。
こういったアンテナショップへの想いを色んなところで話し続けていました。
すると、想いに共感してくれた方々が、「一緒に何かやりたいです!」「手伝えることがあれば!」と集まってきてくれたんです。
今では、
酒粕ブランドのマネージャーさん、
発信を手伝ってくれるライターさん、
商品パッケージを考えてくれる京都のデザイナーさん、
WEBサイトを制作してくれるWEBデザイナーさん、
撮影をしてくれる写真家さん、
スイーツ作ってくれるOEMやさん、
酒粕加工工場の社長さん、
産学連携の大学教授さん、
商品開発をしてくれる料理人さん、
清水焼の酒器開発をしてくれる職人さん、
飲食店の段取りもろもろ店舗開発屋さん、
店舗設計のデザイナーさん、
内装工事バリバリの職人さん、
料理教室やってくれる料理研究家さん、
日本酒講師をやってくれるイベント屋さん
などなど…
外部から関わってくれているたくさんの仲間がいます。感謝感謝です。
ほとんどが個人で活動されている方々で、京都のことが好きだったり、日本酒が好きだったり、色んな想いでプロジェクトに参加してくれています。
想いを伝えることの大切さを感じたのと共に、そのありがたみを心から実感しながらプロジェクトに取り組んできました。
そして、その方々が集まってくれたおかげで、アンテナショップがいよいよ完成しようとしています。
皆さん無しではきっとここまでたどり着けなかったはず。
本当に感謝しています。ありがとうございます。
これから恩返ししていきたいと思っているし、これからも何か一緒にやっていきたいと思える人たちに出会えたこと。
それだけでも、アンテナショッププロジェクトに取り組んで良かったと思えることのひとつ。
必ず皆さんに恩返しできるように、アンテナショップオープン後も走り抜けたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
アンテナショップスタッフ募集中
そして、冒頭にもあるように、アンテナショップではアルバイトスタッフを募集しております。
ここまで書いたような想いに共感してくれる人がいれば、是非応募していただけると嬉しいです。
上記した通り、日本酒業界のハードルを取っ払っていきたい。知識や経験でなく、想いの部分を重視したいと思っています。
自社のことはもちろんなんですが、何より日本酒業界全体や、伝統産業に貢献したい。
このコロナという未曾有のパンデミックが起きて、この先自分に何ができるんだろう、と不安になった方もきっと多いはず。
知識やスキルが無いと自分では思う人でも、それぞれの個性がきっと誰かの役に立ちます。想いさえあれば活躍の場はあると思います。興味関心がある方は是非ご連絡ください!
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