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こうしてHPリニューアル作業は迷走した(5)

このように、ホームページ・ビルダーで作成したホームページを検証作業をおこなうことなく、公開することとなったのですが、センスのない人間が作成したものであったことから、細かい点はさておき、一見してバランスの悪いものとなっていました。
また、スパムメールとの関係での問い合わせ機能の問題もありました。

そこで、再度リニューアルをおこなうことを決めたのですが、この段階で初めて他社/事務所のホームページを見たり、ネットでワードプレスのホームページの作成方法などの情報を収集しました。
しかし、ホームページ作成は本業ではないので、大して時間を掛けたわけではなく、数日後(情報収集時間も合計数十分程度)、lighting G3 proとそのスキンといわれる法律事務所向けのコンテンツデータを購入しました。

ワードプレスはホームページ作成用のフリーソフトのようなもので、自由にダウンロードできます。そして、エディター機能を有していますので、特に作成用のソフトを購入しなくても、ホームページを作成することは可能です。
しかし、そいうはいっても、一から作成するのは大変であることから、テーマといわれるテンプレートのようなものを購入する方が多いようです。
そして、lighting G3 proというのは、そのテーマといわれるテンプレートとワードプレスのプラグインといわれるアドオンシステムのような作成補助・機能追加ソフトがバンドルされた商品です。
一方、法律事務所向けのコンテンツデータは、そのテーマをカスタマイズしていき、法律事務所のホームページのデザインテンプレートまで作りこんでいく際の各種設定をパッケージ化したもののようです。
したがって、購入後の作業としては、①ホームページ用のドメイン取得とサーバーの準備、②ワードプレスのダウンロード、③ワードプレスの環境へのlighting G3 proのファイルのアップロード、④法律事務所向けのコンテンツデータのアップロード、⑤コンテンツデータの入力・その他設定という流れになります。
私の場合、①は済んでいたのですが、一度まっさらな環境に戻した方が良いと判断し、ホームページ・ビルダーで作成したファイルを削除し、再度②の作業からおこないました。

しかし、ここにきても、ホームページの完成形をパッケージにあわせるのではなく、レガシーのホームページに近づけようという間違った選択をしてしまいました。
そのため、法律事務所向けのコンテンツデータまでアップロードした環境とは別のドメインで更に①~③の作業をおこない、lighting G3 proの環境を別に作成しました。
そして、法律事務所向けのテンプレートの設定を真似ながら、マニュアル(手入力)で、lighting G3 proのテンプレートと法律事務所向けテンプレートの中間のような環境を作成しました。
その後、レガシーのホームページのコンテンツを可能な範囲で再現するという作業をおこないました。

これにより、確かに、問い合わせ機能の問題はクリアできました。
しかし、既にお分かりかと思いますが、折角デザインのテンプレートまで購入しながら、それを利用せず、自分で画面デザインをしたようなものなので、見た目のバランスの悪さの問題は解決されないままとなりました。

ところが、この点を十分に検証することなく、テーマを買い替えてこの問題をクリアしていこうという間違った方向へと進んだことから、更なる迷走を招くこととなりました・・・(続く)

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