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こうしてHPリニューアル作業は迷走した(3)(改題)

ホームページのリニューアル作業に際し、一応の目標としたことは、
1 スマホ対応にする
2 ブログを掲載できるようにする
3 現状(レガシーの)ホームページの内容をとりあえず再現する
といったくらいで、細かい点については決めていませんでした。

まずは、ホームページのデザインが出来るソフトを購入しようと考え、ネット検索したところ、ホームページ・ビルダーがヒットし、馴染みのあるジャストシステムが扱っていたことから、あまり深く考えずにダウンロード版を即決で購入しました。
このホームページ・ビルダーの詳細なつくりは分かりませんが、PC上にホームページ・ビルダーのエディター画面からホームページのファイルを作成し、作成後に一括してFTPでサーバーへ転送するもので、HTMLあるいはワードプレス版のいずれかを選択できるようになっています。

実は、この時まで、ワードプレスというものを知らずにおり、最初はHTML版を作成し始め、とりあえず、基本部分まで作成したのですが、問い合わせページはワードプレスの方が作りやすそうだということで、ワードプレス版に変更することとし、最初から作り直すことにしました。
これが、迷走の序章でした。

ともあれ、レガシーのホームページを再現しているような(?)ワードプレス版のホームページをPC上に作成し、ホームページ・ビルダーに内蔵されているFTPソフトでレガシーのホームページ用に借りていたS社のレンタルサーバーへアップロードしました。

ところが、ホームページ・ビルダーを使用した方であればお分かりになるかと思いますが、通常は、レンタルサーバーにホームページファイル用のディレクトリーを作成した後、自分でワードプレスのインストールをおこなう必要があります(勿論、多くのレンタルサーバーでは、簡易ワードプレスインストール機能が用意されているようです。)。
しかし、ホームページ・ビルダーは大変親切なソフトで、ワードプレスがインストールされていないディレクトリーに初めにPC上で作成したホームページファイルをFTP転送すると、自動的にワードプレスのインストールまでしてくれる作りとなっています。更に、ワードプレスのプラグイン(アドオンシステムのようなもの)として、ワードプレスの簡易管理ツールのようなものまで用意しており、FTP転送と同時にその管理ツールをアップロードしており、最初からその管理ツールでワードプレスの管理も行うこととなるので、ワードプレスのオリジナルの管理画面をあまり意識せずにホームページを立ち上げることが出来ます。
そのようなこともあり、当初、ワードプレスをシステム基盤のようなものと捉え、各種エディター機能を内包していることに気づきませんでした。

とりあえず、このようにしてワードプレス版のHPをサーバーにアップしたのですが、最初はテストのため、それまでレガシーのホームページで使用していたドメインではなく、事務所を立ち上げた時に押さえたいくつかのドメインの中から、使用していないドメインのディレクトリーにホームページのファイルをアップしていました。

しかし、ホームページがブラックボックス化しており、レンタルサーバーに殆ど触れていなかったため、DBのバージョンアップが全くなされておらず、かなり古いバージョンのままとなっていました。
そこで、DBのバージョンアップをおこなったところ、レガシーのホームページがバージョンアップしたDBに対応できなかったようで、レガシーのホームページがブラウザに表示されなくなってしまいました。
やむを得ず、検証をおこなうことなく、メインのドメインへホームページ・ビルダーで作成したホームページのファイルをFTPで転送することとなりました。
このように、ホームページのリニューアル作業は前途多難な幕開けとなったのです・・・(続く)


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