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こうしてHPリニューアル作業は迷走した(8)

再々リニューアル作業は、大きく分けますと、①新しいテーマであるAの基本設定おこなうこと、②lighting G3 proで作成したページのAの環境下での修正作業、及び③新たな機能追加の3つでした。

ワードプレスでのホームページの作成作業としては、サーバー側のインフラ作業を別としますと、㋐トップページのヘッダー、全体の配色、メニュー等の共通部分の設定と、コンテンツとしての㋑固定ページといわれる比較的変更追加の少ない事務所・取扱業務紹介ページなどの作成、㋒投稿ページといわれるブログ等の追加・変更を前提とするページの作成の3つの作業に分類することが可能かと思われます。

私がおこなった再々リニューアル作業のように別のテーマで作成した環境に新しいテーマをアップロードしてテーマを切り替えた場合、新たなテーマの環境に引き継がれて正常に表示される部分と、データが上手く引き継がれないかあるいは、正常に表示されない部分があるようです。

調べたわけではないことから、正確かどうかは分かりませんが、イメージ的にはテーマを使用してワードプレスのホームページを作成した場合、下記のⒶとⒷの2つのパターンの部分が生じるように思われます。尚、下記のⒶ及びⒷは、左の環境から右側の部分へと、親亀の上に子亀が乗っているように重なっている状態をイメージしています。
Ⓐワードプレス|作成ファイル
Ⓑワードプレス|テーマ|作成ファイル
そこで、再々リニューアルのように、テーマを切り替えた場合、Ⓐのファイルには影響は出ませんが、Ⓑのファイルは、
(再リニューアル後)
ワードプレス|lighting G3 pro|作成ファイル
(再々リニューアル時(Aテーマへの切り替え時))
ワードプレス|Aのテーマ|作成ファイル
となることから、データが引き継がれないか、一部の表示が崩れるのだと思われます。
㋐の共通部分の設定はⒷに該当するものが多いようで、テーマの切り替えで再設定を行わなければならない割合が高いようです。
一方、㋑の固定ページと㋒の投稿ページに関しては、Ⓐの部分が多く、一部がⒷに該当しているにすぎないと思われます(尚、プラグインを用いた場合は別の問題が生じますが、そのことは後に触れます)。
そのため、ホームページのメインのコンテンツとなる固定ページと投稿ページのテーマ変更における作業は、表示が崩れた部分の手直しが中心となります。

しかし、ここで、お分かりになるかと思いますが、再リニューアルをおこなった最も大きな理由は、デザイン面の問題であったころから、固定ページを作り直すことなく、表示が崩れた箇所の修正作業に留めては、元々の再々リニューアルの目的を達成することは出来ません。
更に、まずいことに、プラグインはlighting G3 proにバンドルされていたものをAのテーマの環境でも残したことから、固定ページの修正部分が少なくなってしまいました。そこで、固定ページの外観は、テーマ変更後もほぼ変わらない状態となっていました。
また、プラグインが増えたことで多少重くなり、レスポンスタイムが多少遅くなってしまいました。

このようなこともあり、再々リニューアル作業も迷走していきました・・・(続く)

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