ドラマ『リコカツ』が面白い
金曜ドラマ『リコカツ』にはまっている。はじめは主演の二人目当てで見始めたのだが、今は三石琴乃に釘付けだ。
ちょっと、綺麗すぎやしないか。そして演技、上手すぎやしないか。ミサトさんの声で、あの演技をあの美貌で。奇跡に等しい。
考えてみれば、映画やアニメの声優がタレントになって久しい。私はやはりプロである声優さんの声のほうがあっていると思うのだが、近ごろはPRを兼ねてなのか下手な若手俳優やタレント、芸人が声優をしていることが多く、声優さんの仕事はどんどん奪われている。
さてはその逆襲なのか?山寺宏一がモノマネ業界を荒らしているように、ついに三石琴乃が俳優業界に切り込んできたのではないのか。そう考えながら見ると、実に迫力があり、納得の演技に見える。このまま是非、色々なドラマに出演してほしい。
『リコカツ』と言えばもう一つ。各回の展開が毎回同じで安心するのも面白いところだ。終わりが近くなると米津玄師の「ずっとーずっとー」が流れ、主演の二人の熱い抱擁が始まる。どんな窮地に追い込まれても、必ず「ずっとーずっとー」が流れるので、もう聞くだけで吹き出してしまう。
お洒落で面白い話なのに水戸黄門的な展開がかえって斬新で、そんなところもハマってしまう所以なのかもしれない。