見出し画像

11月29日 カワハギ 三邦丸 釣ーリング

三邦丸の嫌なところが凝縮した釣りになりました。
前回カワハギ便に乗ったときは、乗船は10数人程度だったのですが、今回は50人ほどになりました。いきなり3倍の人数に驚きましたが、この人たちはいままで違う船にのっていたのでしょうかね。

「せっかく海の上にでたのになんで狭っ苦しいところで釣りをせねばならんのだ。」

とげんなりしてしまいます。
文句を言わずに楽しめればいいのですが、人混みを嫌って釣りをしているのでどうしても嫌悪感を感じてしまうのはある程度は仕方がないと言わざるをえません。

活性がかなり低い日でした。
いくら誘ってもほとんどあたりがでません。まれに餌がかじられているのでカワハギはいるのはわかりますが、それをどうやってアタリをだすかと考えます。まずは中オモリを重めにしてみたらアタリはとれるようになりましたがうまく掛かってくれません。少しづつオモリを軽くしていって、

「どうも今日は食いがかなり浅いらしい・・・。」

というところまで把握がすすみます。
ついでにいうとアクションを大きくつけるとカワハギは追ってくれないようで小さい動きがいいようでした。それで、

「それじゃゼロテンションで静止か・・。」

と試したら仕掛けの動きを止めたときにはっきりとアタリがではじめました。
ただ、それだけでは掛かってくれないので、針を小さく、餌も小さくしてという具合にどんどんフィネスやっていくとはじめて針がかりします。しかし、すぐに外れてしまいました。ただ、

「だだ、どうもこれが正解らしい・・・。」

という事がわかったので、はずれたのはたぶん針が小さすぎたのだろうと判断して1サイズあげて粘っていたらやっとこさ1匹あがりました。ただ、サイズは20センチに満たない程度です。

このままゼロテンションで粘るか?中オモリつけて早い動きで一発大物を狙うか、ちょっと迷いました。結局、ゼロテンションっていう釣りは仕掛けを止めてしまうので隣と1mもないような状況ではトラブルが頻繁になるという事で諦めました。

結果、その後はゼロで終わってしまいました。
釣れない日があるのは仕方がないのです。しかし、釣れないなら釣れないなりに工夫をするのが釣りの面白さだと私は考えています。その工夫を許さない状況、堤防なんかだったらとっとと辞めて帰るところなんですよね。

この人の多い状況は今期は終わりまでつづくのでしょうか。
振り返れば一昨年もそんな感じだったような気がします。三邦丸のカワハギは11月中ごろまでという風に考えた方がいいかもしれません。以降の時期は、垂水か和歌山のもっと南のほうにいくつか知っているのでそちらに行こうと思います。

さて、愚痴ばかりいっても仕方ないので次に繋がることも考えておきましょう。

今回、ゼロテンションでじっくり狙うという状況ははじめてでした。
ゼロテンションという言葉は知っていましたが止めて誘うのだろうという認識しかありませんでした。ただ、終わった後では、このゼロテンションがたぶん正解だったと思うので、ちょいと掘り下げておこうと思います。

おそらくですがゼロテンションが効くシチュエーションでは、

1.餌を飲み込む活性がないので吸い込みではなく掛針をメインに
2.針は飲み込まないので気持ち大きめで唇に掛けるイメージで
3.アサリはベロを取って小さめにつけること
4.アサリはふやけさせて柔らかめに
5.軟調2:8のロッド

あたりがキモだと考えておくことにしようと思います。
最近、ロッドについて調べていたのですが7:3調子とか先だけ異様に柔らかいなんていうロッドが発売されてます。ただ、さすがにここまで限定されたシチュエーションのためだけに1本増やすのはちょっと違う気がします。ゼロテンションで押す時は、釣れないときの最後の手段で1匹とれればいいというぐらいで捉えておきたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?