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グラデーションを生きる

最近、気づいた事。自分には完璧主義な所があるっぽい。

0か100か、100でなければやらない、満足行く答えじゃないと嫌だ、物事を綺麗に納めたい、関係者全員の合意をとりたい、みたいな感覚がある。
分かってる、見えてるのに片手落ちになるのが嫌いなのだ。具体的には思い出せないけれども「今、自分は0か100かで考えてたな」というシーンが何度かある。
自分の中に美しいと感じる流れがあって、そこから外れるのが嫌なんだと思う。
でも現実的に100でなければやらない、なんてしてたら物事は進まないし、核心を押さえていればそう問題にはならないのにも気づいた。どっちつがずのグラデーションも受け入れなければ。感覚的にはやっぱ嫌だけど。

それとは別に、想定できる問題を可能な限り予期しておいて、それに備える癖もある。仕事では割と有効に働く癖だが、子育てだと上手く機能しない。
子供がまだ0歳児だった頃、久しぶりに散歩に出かけようとして「こうなった場合に備え」すぎて、行く前に疲れて諦めた事がある。
失敗が嫌で備えようとしても、育児は思い通りに行く事がほとんどない。全てに備えようとするなら衣食住すべている。登山で言うならテント泊だよ。
現実的にそれは無理、というか無駄だ。
別に散歩中にお腹減ったってなんとかなるし、服の替えが無くたって近くなら帰れば良い。コンビニ行けば何とかなる。失敗ありきで行けばよい。
失敗も経験だし、それを重ねて良い塩梅を見つければ良い。そう思ったらなんか楽になった。


以上、最近の気づきでした

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