実践メモ♯09 その場で決めてしまう
今日の実践メモは「その場で決めてしまう」です。
石橋は叩いてなんぼだぜ!という慎重派で、仕事がなかなか進まないとお悩みのあなた。参考になるかもしれません。
状況と背景
大小色々なことの判断に時間をかけがちです。
背景としては、全てのリスク、課題を洗い出し、対応を決め、資料にまとめ、関係者に共有してからやるべきと思ってるし、個人的にもそれが安心する。
きっかけはMTGで上司に言われた一言。
「一緒に働く人の扱いについて」という結構ヘビーかつデリケートな内容だったのですが、終了まであと5分で八割方結論が出ている状態。
元々、上司からは「fujicoさんに判断を任せる」と言われていました。
私はその場で扱いを決定せず、他の関係者へ最終確認した上で決定しようと提案したのですが、上司から「もうこの場で決めてしまおうよ」と一言。
MTG後に言われたのがこちら。
「fujicoさんはいつも他の人の意見も聞いて決めようとするけど、確たる根拠や情報が無い状態でも、良いと考えられる案があるのであれば、もうその場決めてしまおう。大体それは合っている」
なんでも丁寧にやろうとする私の癖を見てのアドバイスでした。
実践内容
実践内容は
「十分に情報が集まってない中でも決めてしまう」
です!
実践結果
4月末ごろから意識する様になり2ヶ月経過しましたが、今のところ「あの判断は間違ってた」は発生しておりません。わーい。
状況が毎日ころころ変わり、それを受けて毎日ちょこっとずつ判断して動いてるので、「ある一点の判断」だけで全てが間違う、という事がそもそも起きにくいのかもしれません。
決める際のポイント
いつ決めるのか明確な基準は無いですが、「こっちの方が良さそうだな」くらいまで見えてきたら、ですかね。すみません、参考にならないですね。
私は一担当者なので、「こうしたい」「これで良いのでは」と上司や周囲の人に報告・共有。「いつもならここで次回MTGに回してるなー」というタイミングで、意識的に決めれるものは決めるようにしています。
もし反対意見が出たり、上手くいかないことがあっても、その時にきちんと向き合っていけば良い。その時と明日の状況は違うかもしれない。
その時の状況に応じて、こまめに決めて、パスを回し続けたほうが今のプロジェクト、ひいては世の中にはあってるではないかな。
パスを回すことで関係者も自然と巻き込めるし、一石二鳥。
参考:仕事でのパスについてはこちら
大事なのは「決める覚悟をもつこと」
個人的に大事だと感じたのは「いつ何を決めるか」より「決めてしまう覚悟を持つこと」。
「決める」=「責任を持つ」ということ。私が今まで「関係者の合意を取ってから」「情報を集めてから」決めようとしていたのは、責任を回避していたんだな。それは真っ当なことだと思うし、誰しも積極的に責任は取りたくない。
決めて持っていく時は「本当にこれで良いのかな?」と不安でドキドキするし、今後もそのモヤモヤは続くでしょう。
それでも決めて動いた方がより早く、より良いゴールに近づけそう。
これまで周囲の人が堂々と自分の考えを説明しているのを見て、「自信があっててすごいなあ」と思っていましたが、そんな人でも内心は不安で、それでも決めて動いているのかもな、と思い至りました。
まだ残業は多いので明確な成果は出ていないですが、続けていこうと思います。
プロジェクトが始まって3ヶ月半。約半年なので、あと2ヶ月くらい。
終わりが見えてきたもののまだまだ落ち着かず、ずっと小走りしている感覚。
最後の締めに向かって、このまま走り続けてくんだろうなぁ。
荷物を多く持ってしまう癖が抜けきらないですが、走り抜くためにも自分にしか出来ないこと、すべき事に集中して、他の人でも良い物はどんどん任せて行こう。
ではでは
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