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わがまちご当地入場券回顧録-13

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道央の路線のラストを飾るのは留萌本線。
それに続いていよいよ道東に向けて石北本線へ入ります。
石狩川の奥深くまで広がる大地の魅力に迫ります。
それでは各駅の概要をまとめておきます。

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【深川駅】<A24>
深川市(人口約2.1万人)の駅。1898年開業。函館本線と留萌本線の駅。
過去には深名線も幌加内・名寄に向けて分岐していたが、
1995年に廃線となった。
市名の由来は「オオホナイ」、
深い川という意味を持つアイヌ語の意訳からといわれるが、諸説ある。
農業が中心のまちだが、稲作を中心に転作によって栽培が始まった
ソバの生産量も多い。
市域の三方を山に囲まれている地形から林業もさかん。
妹背牛<A23>からは普通列車で1駅5~7分。本数はかなり少なめ。
旭川<A28>からは特急列車で約18分、普通列車で約25~30分の距離である。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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【秩父別駅】 ※写真は道の駅にある鐘。
雨竜郡秩父別町(人口2,500人)の駅。1910年開業。留萌本線の駅。
町名の由来は「チクシペッ」、我らが通る川の意味を持つアイヌ語から。
屯田兵の入植によって開拓が進められた地域で、
平坦な土地を活かして稲作が中心。国内最大級の洋鐘が設けられており、
道の駅も「鐘のなるまち ちっぷべつ」と名づけられ、
町の特徴をアピールしている。
深川<A24>から普通列車で約10分。

★ご当地入場券の発売場所……道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」で
取扱。秩父別駅から国道233号を横断して徒歩約7分。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【石狩沼田駅】 ※写真はセイコーマート沼田店。
雨竜郡沼田町(人口3,100人)の駅。1910年開業。留萌本線の駅。
1972年までは札沼線の分岐駅だった。
町名の由来は「沼田喜三郎」、当地の開拓に力を入れた人物の姓から。
1970年頃までは炭鉱のまちとして栄える。
平地部分では農業が行われていたことをうけて、
現在は農業(稲作)が中心の地域となっている。
内陸部では炭鉱の遺構や運炭で用いられた機関車などが
保管されているところもある。
秩父別から普通列車で約5~8分といったところ。

★ご当地入場券の発売場所……きっぷうりばで取扱。
 上記以外にセイコーマート沼田店でも取扱がある。
 石狩沼田駅から国道275号線を徒歩10分弱。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【留萌駅】
留萌市(人口約2.2万人)の駅。1910年開業。留萌本線の駅。
2015年まで増毛まで延びていたが廃止に。
国鉄時代には羽幌を経由して幌延に向かう羽幌線(JR移管直前に廃線)や
炭鉱の積み出しのために建設された路線が複数接続していた。
市名の由来は「ルㇽモオッペ」、
汐が奥深く入る川の意味を持つアイヌ語からなど、諸説ある。
開拓使以前はニシン漁が中心となる漁村で、
明治に入り日本人の村が形成されていく。大正期から炭鉱の開発が進み、
1960年代から急激に衰退が進む。あわせてニシン漁も衰退が進み、
産業構造の変化と時代の変化がかみ合わず人口の減少が進んだ。
石狩沼田から普通列車で40分ちょっと。深川<A24>からは約60分の距離。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
 上記以外にセイコーマート住之江店でも取扱がある。
 留萌駅から南の国道231号線へ向かって徒歩15分。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。
 ここからさらに北へ足を延ばした。

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【当麻駅】<A35> ※写真はセイコーマート当麻3条店
上川郡当麻町(人口約6,600人)の駅。1922年開業。石北本線の駅。
町名の由来は「トオマ」、湿地の多いところの意味を持つアイヌ語から。
稲作の北限に近い地域だが、高品質の米を生産することで名をあげる。
最近はデンスケスイカの巨大さも話題となっている。
観光スポットとしては鍾乳洞が有名。
旭川<A28>から快速・普通列車で約30分。

★ご当地入場券の発売場所……駅舎内の当麻グリーンライフで取扱。
 上記以外にセイコーマート当麻3条店でも取扱がある。
 当麻駅から線路に沿うように南へ向かって徒歩8分ほど。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【愛別駅】<A38>
上川郡愛別町(人口約6,800人)の駅。1922年開業。石北本線の駅。
町名の由来は「アイペッ」、トゲの川という意味を持つアイヌ語から。
稲作と林業が中心となるまちだが、
1980年代からきのこの栽培にも力を入れている。
全国各地に所在する「愛」がつくまちと交流を深めており、
職員有志がそれぞれのまちにバレンタインチョコレートを
贈る取り組みが行われている。
当麻<A35>から普通列車で約15分、上川<A40>へは快速・普通列車で約30分

★ご当地入場券の発売場所……花畠商店で取扱。愛別駅から徒歩約12分。
 上記以外にセブンイレブン愛別町店でも取扱がある。
 愛別駅から愛別橋を越えて2kmほど、クルマで6~7分。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。
 比布・当麻・愛別の3駅を一気に攻略。

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