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シャボン玉ー日本語の奥深さ

ある本を読んでいて、思わず吹き出してしまった内容について。

童謡「シャボン玉」。
皆さんご存じですよね。

♪シャボン玉飛んだ
 屋根まで飛んだ
 屋根まで飛んで
 こわれて消えた

で、過去の新聞に載っていたらしい、ある親子の会話(要約)。

「ねえお母さん、シャボン玉の歌って面白いよね」
「えーなにが?」
「どうしてシャボン玉をとばすと、屋根までとんじゃうの??」

……わかります?

ポイントは、「まで」のとらえ方。

もちろんこの歌詞の「まで」は目的地、すなわち「屋根の所まで」という意味なのですが、
当のお子さんは「シャボン玉だけでなく、屋根も含めて飛んでいった」と解釈したらしい。
文法上で言う、強調の「まで」だったんですね。
「○○のみならず、××までも」の「まで」ね。

ちなみに、この記事の題名は「シャボン玉の威力」だったそうです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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