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旅の伴にした本(14)ーマナーはいらない~小説の書きかた講座

こちらはSNSグループ内で話題になっていたものを購入して旅の伴にした著作。
三浦しをん著「マナーはいらない~小説の書きかた講座」です。

『まほろ駅前多田便利軒』や『舟を編む』などの上梓を経て、小説大賞の選考委員を務めるようになってからの経験や知見を、筆者ならではの筆致で綴ったものとなっています。

これから小説を書いてみようという人はもとより、文章を書くことそのものについて興味がある人ならば、手に取ってみることをおすすめします。
とりわけ、著者の作品を読んだことがある人であれば「ほお、こんな感じの人なのか~」とより実感がわく。それほどのざっくばらん感で書かれているので、肩の力を抜いてだらーんとしながら読むのがちょうどいいかもしれません。

もの書きの端っちょくれとして拝読しましたが、うんうんと首肯するところもあれば、そんなもんかなあと新たな気づきに触れたところもありで、なかなかいい読みものだったと思います。

大賞への応募は短編ものからエントリーできます。腕に覚えがある方、いっちょやってみてはいかがでしょう?

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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