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大阪・京都から夜行で長岡へ向かう方法(オススメはしない本格派仕様)
急行「きたぐに」が走らなくなってから10数年経ちますが、大阪や京都から新潟方面へ向かうルートとしては夜行バスが東三条まで運行されています。
新潟県内のJR駅については柏崎、長岡、東三条の3駅に乗り入れており、大阪・京都発だと順に6:06、6:56、7:47の到着となります。
東三条から新潟へは7:53発のJRの普通列車があり、これで新潟には8:44に着くことができます。
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ところが、この乗り継ぎだと東三条での乗り継ぎ時間は6分とタイトなので、実際には長岡や柏崎で乗り換える方がゆとりのある乗り継ぎができそうです。また、長岡から上越新幹線を使えば、8時前に新潟に到着することも可能です。
ここまでの内容であれば、よくある夜行バスの活用法ということで結びとすることができます。
しかし本題は「オススメはしない本格派仕様」と銘打っている以上、ここからがある意味“本筋”となります。
本格派仕様の乗り継ぎ、それは夜行バスの乗車区間をできるだけ短くする乗り方にありました。
先ほどの夜行バスの時刻表を駅すぱあとで出してみると、
![](https://assets.st-note.com/img/1716980116511-XnQKASSvDZ.jpg?width=1200)
夜行区間の最短は京都駅前ー木田間となります。京都駅前は八条口の東側になります。実際に大阪22:40発の新快速で京都着が23:09なので、JR線の遅延がなければ間に合う乗り継ぎになります。
問題は着地の「木田」。越後交通のwebページによると、停留所名は「上越木田」となっており、略地図が掲載されています。
えちごトキめき鉄道の春日山駅が近くにあることがわかります。春日山駅は直江津駅のひとつ南にある駅で、ホーム1面の単線の駅です。
さらに調べてみると、春日山-直江津間の営業キロは2.8km。約3kmあります。もし歩いたとすると標準的な大人のペースであれば40~45分の距離。歩けなくはない距離であることがわかります。
すなわち、上越木田停留所から直江津駅までつなぐことができれば、夜行バスの運賃を抑えながら、できるだけJRの利用距離を延ばすことが可能となるわけです。
そこで、実際にやってみました。
大阪駅を定刻に出発した新快速は、ほぼ定刻で京都駅に到着。八条口のバスのりばをめざします。
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そして上越木田停留所に到着したのは10分ほど早めの5:10頃。
それでは歩いてみますか。
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10分も歩かずに春日山駅に到着。
直江津ゆきはまだ1時間以上来ません。
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県道に出てしまえばひたすら北をめざすかたちとなります。
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国道8号を越えてから10分ほどで直江津駅が見えてきます。
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自分の場合、30分ほどで到着することができました。直江津発の長岡ゆき快速電車は6:11発。充分間に合いました。
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今回は比較的涼しめの時期だったので少し汗ばむ程度で済みましたが、盛夏時や冬期積雪時はハードな移動になりそうです。
ちなみにこの直江津発の快速電車は最晩年の急行「きたぐに」のダイヤに近いところを走ります。急行「きたぐに」の旅を思い出しながらこの旅程で移動すると実感が……ちょっと湧かないかも、ですね。
オススメはしない本格派仕様の乗り継ぎ旅程でありました。
これで所定の結びとなります。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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