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わがまちご当地入場券回顧録-5

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旭川からはさらに針路を北にとり、宗谷本線を北上します。
旭川駅を含めて12駅。2回に分けてまとめてまいります。
塩狩峠を越えて今回は名寄まで。
個性豊かなまちに触れていただきましょう。
それでは各駅の概要をまとめておきます。

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【旭川駅】<A28>
旭川市(人口約33.9万人)の駅。1898年開業。
函館本線と富良野線、宗谷本線の駅。
2つ先の新旭川<A30>で石北本線が分岐しており、
同線のすべての列車が旭川駅に発着する。
市名の由来は「チユプペト」、太陽の川の意味を持つ
アイヌ語の意訳からといわれている。
道央と道北の結節点といえる位置にあり、
鉄路のみならず道路もこの旭川から各地へ拡散する。

市域南西にある神居古潭はアイヌの聖地でもあり、
一方で明治期から軍備的にも重要拠点として発展してきた歴史を持つ。
農業のみならず工業も発展し、道北・オホーツクの
商業・物流拠点としての役割を果たす。
滝川<A21>から特急列車で30分ちょっと、
数本ある普通列車で45~50分ほど。
深川<A24>からは特急列車で約18分、普通列車で約25~30分の距離である。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……4/8。北海道フリーパス利用。
 キハ183系入場券、30周年記念カードも入手。

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【比布駅】<W34>
上川郡比布町(人口約3,700人)の駅。1898年開業。宗谷本線の駅。
町名の由来は「ピピペッ」、石のごろごろしている川という
意味を持つアイヌ語から。
南に石狩川、北に塩狩峠を配する盆地に存在する町。
スキーといちごの町としてアピールしているが、
米の産地としてもブランド米「ゆめぴりか」発祥の地としても名を馳せる。
地名そのものはピップフジモトの「ピップエレキバン」のCMで
一気に有名になったといってもよいだろう。
旭川<A28>からは快速列車で20分ほど、普通列車で30分はかからない。
塩狩<A18>へは20分弱。

★ご当地入場券の発売場所……駅舎内のピピカフェで取扱。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【塩狩駅】<W37>
上川郡和寒町(人口約3,500人)の駅。1899年開業。宗谷本線の駅。
町名の由来は「ワッサム」、
オヒョウニレの木の傍らという意味を持つアイヌ語から。
駅名の由来は峠の名から。
天塩と石狩の境に位置することから1字ずつとったもの。
戦前は除虫菊の産地として、戦後は品種改良による
寒冷地向けの米の産地に変貌。さらにはカボチャ(作付面積日本一)や
越冬キャベツの生産でも知られるようになった。
最寄取扱駅の1つとなる和寒<W38>は1つ先の駅。
普通列車で8分の距離だ。特急列車だと旭川<A28>から28分で着く。
(写真は取扱場所に近接する、和寒駅のもの)

★ご当地入場券の発売場所……塩狩駅近く(徒歩数分)の塩狩峠記念館で取扱。 上記以外にセイコーマート和寒店でも取扱がある。
 和寒駅から数分。国道40号線を渡った向かい側にある。
 さらに和寒町役場でも取扱があるが、平日開庁日の時間帯のみとなる。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【剣淵駅】<W40>
剣淵町(人口約3,200人)の駅。1900年開業。宗谷本線の駅。
市名の由来は「ケネペップトゥ」、
ハンノキのある川・川口の意味を持つアイヌ語から。
名寄盆地の地形を活かした農業が中心の町だが、近年は「絵本の里」を
アピールするとともに、アルパカやヤギを飼育している牧場もある。
和寒<W38>からも士別<W42>からも普通列車で約10分。

★ご当地入場券の発売場所……駅前の丸八小沢商店で取扱。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【士別駅】<W42>
士別市(人口約1.9万人)の駅。1900年開業。宗谷本線の駅。
大正・昭和中期まで士別軌道が営業していた。
市名の由来は「シペッ」、大いなる川の意味を持つアイヌ語から。
屯田兵村としての開拓が進み、農業の集散地としても発展してきた。
工業では製糖(甜菜糖)の生産がある。近年は羊の牧畜にも力を入れている。
和寒<W38>からは特急列車で12分。快速・普通列車で15~20分ほど。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
 上記以外にセイコーマート士別南大通り店でも取扱がある。
 士別駅から国道40号線を渡り、さらに東へ進むと大通り(広通り)に出た
 その向かい。士別駅からは徒歩10分ほど。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

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【名寄駅】<W48>
名寄市(人口約2.9万人)の駅。1903年開業。宗谷本線の駅。
幌加内を経由して深川<A24>とを結ぶ深名線と
オホーツク海に面する紋別を経由して石北本線の遠軽<A50>を結ぶ
名寄本線が接続していたが、いずれも廃線となった。
町名の由来は「ナイオㇿプトゥ」、
川の所の口という意味を持つアイヌ語から。
日本海へ向かって流れる天塩川と北見山地から流れ出る
名寄川の合流地点にあたるところに立地する。
餅米の生産量は日本一を誇り、最近は大規模なひまわり畑も
話題となっている。名寄本線・深名線が接続していた頃は
鉄道の街としても隆盛を誇っていた。
士別<W42>からは特急列車で1駅14分。
快速列車で20分ちょっと、普通列車だと約30分かかる。
★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
 上記以外にセイコーマート名寄西4条店でも取扱がある。
 名寄駅から西へ国道40号線をめざす。名寄駅からは徒歩10分ちょっと。
☆購入日、交通手段……4/8。北海道フリーパス利用。
 入場券面にもあるキマロキは9/20に再訪を達成。

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