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種別のものさし(関西私鉄編―5.神戸電鉄)

今回は新開地と鈴蘭台・有馬温泉・三田とウッディタウン中央、三木・粟生を結ぶ、神戸電鉄の種別について述べてみます。

路線図はそれなりにシンプルで、新開地を出ると一気に六甲山を登りつめ、鈴蘭台に到着。鈴蘭台からは東西へ針路をとり、西へは粟生線が志染・三木・小野・粟生方面へ、東へは有馬線が谷上・有馬口ときて有馬温泉へ1駅だけ分岐して、有馬口からは三田線となってさらに岡場・横山と来てウッディタウン中央から来た公園都市線と合流、三田へ向かいます。

神戸電鉄の各路線の中で種別が存在するのは粟生線と有馬・三田線の2グループ。
有馬・三田線については【普通】【準急】が終日設定されており、ラッシュ時に【急行】が加わります。そして平日朝の新開地行きとして【特快速】が設定されています。
粟生線は一部列車に【準急】があります。それ以外はすべてが【普通】ですが、三田線の【準急】が鈴蘭台で接続するようになっています。

停車駅は【普通】から順に通過駅を増やしていく方がわかりやすいかと思います。
【準急】は丸山と鵯越のみ通過、鈴蘭台以遠はすべての駅に停まります。
【急行】は新開地・湊川・鈴蘭台と停まり、箕谷と神鉄六甲が通過となります。
【特快速】は三田―岡場間の各駅に停まると、谷上まで一気に通過して神戸市営地下鉄北神線に接続。あとは【急行】と同じ停車駅に停まります。

新開地や湊川から乗る場合は通過駅そのものが少ないので、降りる駅が通過駅となる場合だけ気をつければよいという、分かり易い組み合わせになっていることがわかります。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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