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乗り降りしないけど発着駅になる駅ーフリーきっぷのナナメ上活用法

題名だけ見ると「?」と思うような話題ですが、一部の旅人、もしくは一部の通勤通学客からすると案外受け入れられるハナシ。

表題の写真はJR東海の中央本線、木曽平沢駅。今回、はじめてこの駅発着の往復乗車券を買い求めました。お題にかなうとおり、この駅そのものは何度も通過したことも停車したこともあるのですが、乗降したことは一度もありません。では、なぜ乗車券を買ったのか。

答えはこちら。

JR東海エリアで購入することができる休日限定のフリーきっぷ「青空フリーパス」を使って塩尻に行こうとした場合、このフリーきっぷの有効区間範囲が木曽平沢以南だったからというのが理由でした。

この日は米原から使用開始して塩尻まで行き、折り返して松阪まで利用しています。普通に乗車券を買い求めると4,070円+4,590円=8,660円となるのですが、このフリーきっぷは当日1日限り有効ではあるものの、2,620円+αで同じ区間を利用できるわけですから、存分に活用させていただいた次第です。塩尻からは一部区間で特急「しなの」にも乗っていますが、特急料金のみの追加で乗れるので、青春18きっぷ期間であっても使い勝手がよいきっぷでした。

フリーきっぷの類を利用時に気をつけたいのが、基本的には下記の3点。
・購入できる場所と期間、発売時間。当日買えないものもある。
・利用できるエリアと乗れない列車やバスなどを確認しておく。
 リーフレットの類が手元にあればなおよい。
・運行トラブルやきっぷの紛失時の対応を確認しておく。

きっぷによっては人数要件や年齢要件があるものもあり、状況によっては不正利用と判断される場合もあるため、設定にしたがった利用を心がけましょう。
とりわけ、トラブルに巻き込まれたときは案外と普通乗車券が最強となる場合もあります。旅程と時間的余裕・金銭的余裕をうまく釣り合わせて、楽しいお出かけができるといいですね。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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