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将来のことを考える

とある楽曲の歌詞で「男は1時間後を 女は1年後を考えてる」というのがありますが、フロントランナーたる立場になるような人だとおそらく1時間後のことも1年後のことも考えていて、さらに数年後やもっと先のことも考えているのだろうと思うのです。

それを踏まえて思うのが、世間ではどうも数年後やもっと先のことなどもってのほかで、ちょいと先のことだけ考えているのがカッコイイみたいな風潮が見え隠れするように感じてしまうこと。

そりゃあ数年後やもっと先のことなんて、そのようになるとは限らないし、やんごとなき事情があってそれどころではなくなることだってあるでしょう。いや、それよりももっととんでもない(いい意味で)方向に向かうこともあるかもしれません。

だけど、それはそれでそれなりに数年後やもっと先のことを見据えていればこそ対応できるカードの枚数や種類が増えるのであって、もちろんその使い方も「先を見ている」から幅が広がるというもの。見解や概念がなければ、仮にそれらがあったところで使い道がわからないんだからどうしようもない。

なので、思い通りにはならないかもしれないけど、可能性を含むことでいろいろな展開が考えられるのだから、夢や希望、ムチャ振りも丸め込んであれこれ脳内で温めておくというのもいいのではないでしょうか。

世の中を牽引していこうとする人たち。もしわれわれに選ぶチャンスがあるのであれば、目先の選抜結果や気のいい画餅もどきの公約なんかに振り回されることのない、腰を据えて事にあたることができる立ち位置の人を選びたいものですな。

もちろん、そういった人が出てきて、健全に事にあたることができるような社会をつくるというのも、世間に求められている「数年後やもっと先」のことでもあるのですぜ。

有権者がもう少し賢くなれば、負託がどうのこうのや組織がああだこうだやといったペラッペラの御託で肩書きにしがみつくような向きを選ばなくても住むようになります。

岩より重い悲劇は世間では見たくないので、ね。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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