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10.8回顧ー乗りつぶし2周目結願に向けて(高速バス編)

10.8回顧(列車編)はこちら

2022年10月9日に国内鉄道路線のすべての路線に乗ることができたのですが、その前座からのオハナシを4回に分けてまとめておきます。
今回はその前座の高速バス部分について。

旅程をざっと書くと、下記のようになります。
10/8(土)
大阪[サンダーバード3号]小松→金沢→泊→市振[急行2号]直江津→高田
   高田駅前{県内高速バス}五代バスセンター{県内高速バス}会津若松駅前■10/9(日)
会津若松【只見線乗車(JR全線乗車)】小出→浦佐[とき312号]大宮→赤羽→新宿[えのしま83号]藤沢【小田急江ノ島線乗車(私鉄全線乗車)】片瀬江ノ島
片瀬江ノ島→藤沢→横浜→新横浜→新大阪(帰阪)
今回の投稿は高田から会津若松までのものとなります。

この旅程を最初にupしたとき、一部メンバーから質問があったのが「直江津から会津若松まで、どうして高速バスを選んだのか」なのですね。
自分とある程度以上の付き合いがある面々だと、この質問はあまり出てこないのですが、どうも想像の域で今回は解決しない何かがあったようなので、備忘録かたがたその理由を書いておくことにします。

この旅程を検討し始めたのは、言うまでもなく只見線の完全復旧が発表された7月13日でした。

https://www.jreast.co.jp/press/2022/sendai/20220713_s03.pdf

この時点で会津若松→小出を朝の便で乗り通すことが確定し、まだ公表はしていなかったのですが、小田急江ノ島線の藤沢→片瀬江ノ島の乗車も同じ日で完結させることも可能であることを確認していました。

となると、いつ実施するかもさることながら、「前日までどうやって会津若松まで行くか」「片瀬江ノ島に着いた後はどうするか」ももちろん、最大の争点になるのが「どのような乗車券を用意するか」がいろいろ浮かんでは消えていく状況となりました。
ちなみに最もスケールが大きかったのは「大津京→西小倉(北陸・北陸新幹線・えちごトキめき・信越・磐越西・只見線・上越線・高崎線・東北・新幹線・九州新幹線・鹿児島線・日豊)」を連続乗車券1として、「北九州市内→稚内(新幹線・東北新幹線・北海道新幹線・函館線・室蘭線・千歳線・函館線・宗谷)」を連続乗車券2とする組み合わせで、これを5つの旅行に分けるものでした。

一方で、なるべく持ち出しを少なくする旅程でかつ時間ロスが少なくなる旅程を追求すると、今回の結果にかなり近いかたちが見えてくることになりました。
すなわち、
大阪→近江塩津と会津若松→大阪市内は普通乗車券で。
(秋の乗り放題パスだと新幹線部分の持ち出しの方が大きくなる)
近江塩津→直江津は「北陸おでかけパス」で。
そして直江津から会津若松まではどう乗り継いでも高速バスの方が早く会津若松に着くことから、高速バスの運行状況を照らし合わせて新潟乗継も充分時間が確保できることを確認して、往路がほぼ確定したことになります。

では本題。
高田駅から5分ほど歩くと、頸城バスの高速バスのりばに着きます。

待合室をかねている室内で少し待つと、路線バスが次々と立ち寄って数人ずつ乗客を乗せて発車していきます。
ほどなくして対面をこれから乗る高速バスが通過。駅前のロータリーを一巡して、こちらののりばに入ってくる流れ。

直江津・高田と新潟を結ぶ系統は交通系ICカードが利用でき、自由席。ちなみに交通系ICカードを利用すると5%の割引となるため、表示上の運賃2,040円が1,990円となります。

高速に乗るとほどなく日本海に虹がかかる

途中休憩は1か所あるが、休憩希望者がいなければ通過となるのがこのあたりの路線の文化なのだそうな。
快調に長岡を通過して三条燕へ。

このあたりでは上越新幹線を横に眺めながら走行する。燕三条駅も視界にしっかり入ってくる。

このあたりからクルマも増えてくるが、乗客も一気に増えてきて、高速を降りる手前では乗車率8割を超える状況に。通勤の足としてもしっかり根付いていることを実感。

市内に入ると主要停留所で三々五々降車を扱う。自分は終点の一歩手前、五代バスセンターで下車。
降車場所はバスセンターから少し離れた場所となるため、また5分ほど歩いてバスセンターに到着。
ここでの待ち時間を活かして、かねてから気になっていた「バスセンターのカレー」をめざす。

おろ、けっこう並んではる

ある程度の行列があるのは想定内だったけど、食券販売機を確認するとまさかのカレー売り切れに瞠目!とりあえずそばをオーダーして並んでいるとほどなくして「あと数人ならカレーいけるよ~」と中の人から“天の声”あり。ありがとう日頃の行い☆

斯くしてミニカレーとそばで晩メシ成立

これで晩メシの心配はなくなったので、あとは会津若松に無事着けば言うことなし。

8番のりば。大阪梅田ゆきは運休が続く。

乗客は10人ほど。外は真っ暗なので中ほどの座席を確保。

19時頃は人も車も動きが活発で、新潟駅前に着く時点で15分ほどの遅れが発生。そしてこの遅れは結果として終着までひきずることに。

手前のバスのりばも再構築が進むのか


こちらも休憩希望者なしでそのまま通過

定刻より10分ほど遅れて会津若松駅に到着。
郡山ゆきに乗り継ぐ人がいたようですが、乗り継げたのかな?

空を見上げるとキレイな満月が出迎えてくれました
夜の会津若松駅

投宿先には想定の15分遅れでイン。明日は5時起き。ぬかりなく準備をして過ごしましたとさ。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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