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駅番号が4つある小倉駅

JR九州の小倉駅は鹿児島本線の駅。ただし、ここは大きな拠点駅でもあるため、鹿児島本線の列車はもとより、門司から関門トンネルを抜けて本州の下関につながる山陽本線や、西小倉から分岐する日豊本線、さらには少し先の城野から分岐する日田彦山線の列車もここを始終着とするものが多数往来します。

その関係もあって、小倉駅は鹿児島本線[JA]、山陽本線方面[JA51~53]、日豊本線[JF]、日田彦山線[JI]の4種の駅番号を持つ駅となっています。

1つの会社線で4つの番号を持つ駅というのはそうとう限られていて、これ以上となるとJR東日本の東京駅(中央快速線、山手線、京浜東北線、東海道線上野東京ライン、横須賀線・総武快速線、京葉線)やJR西日本の岡山駅(山陽本線、赤穂線、伯備線、瀬戸大橋線、津山線、吉備線)ぐらいとなります。しかも、東京駅や岡山駅は単一路線専用のホームがいくつもあるため、駅番号はそのホームに発着するものしか掲示されない傾向があります。その意味では、大半のホームに4つの番号を掲示している小倉駅はほとんどのホームで各方面の路線の発着が可能であることを示しているとも言えそうです。

実際には8つあるのりばはある程度方面別で使い分けられているため、行先をしっかり確認しておけば迷うことはなさそうですが、大きい駅には違いないので、日常使いでない場合は気をつけて利用したいところです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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