見出し画像

【AI】遊んでみた!ChatGPT②~真骨頂は”創造”なのかもしれない~#533

おはようございます、tamamioです(^^)先日、話題のChatGPTで遊んでみた発信をしました!

今回は、ちょっと真面目にChatGPTと遊んでみた!発信です。

1 教材研究に使ってみた!

私は小学校教師です。そして、現在以下の和歌を勉強しています。

春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 
衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)

持統天皇(2番)『新古今集』夏・175

ざっと自分で教材研究をした後、ChatGPT”たま”の意見も聞いてみることにしました。

『銀魂』アンドロイド家政婦”たま”

でも、この和歌の相談に入る前に、私の疑問を一つ。

「春過ぎて~」の初出は『万葉集』(7-8世紀)。その後、『新古今和歌集』(12-13世紀)に再掲された時には、微妙に表記が違っているのです。

「どうしてかな」と思い、聞いてみました。

さっすが”たま”!

2 意地悪な質問もしてみた!

ちょっと意地悪な質問もしてみました。

万葉集と新古今和歌集、いちいち書くのはめんどくさい。対人なら「それぞれ」と指示語で聞くこともあります。

で、聞いてみました。「それぞれ」を使って。結果は以下の通りです。

指示語も理解できるんだ~、すご~!

3 自分で間違いに気づき、訂正する

いよいよ「春過ぎて~」について、ChatGPT”たま”に相談です。

「春過ぎて~」の和歌で、やっぱり疑問なのが、「香久山(かぐやま)ってどこ?」です。

香久山は、奈良県橿原市にある山で大和三山の一つです。

橿原市HP

と、知った風なことを書いていますが、これは”たま”と会話する中で勉強したこと。

実は、”たま”との会話の時点では、まだ知りませんでした。なので、聞いてみました。

実は”たま”は「香久山は広島と岡山の間にある山で~」と前の会話で回答していたのです。

万葉の時代に、奈良の天皇が中国地方まで?さすがにそれはおかしい・・・」と、思ったので確かめたら、

やっぱり自分の間違いに気づいたようです。・・・でもまだ「岡山県」とか言ってるので、それも違うけど。

4 やっぱりウラ取りは必須!!

そして、”たま”は決定的な間違いをしました。

「×猿丸太夫→〇持統天皇」です。これ、私は知ってたから良かったですが、知らない人だったら「猿丸太夫」と覚えてしまいそう。

やはりファクトチェック&ウラ取りの作業は必須です。

5 ChatGPTの真骨頂は、創造?

ここまで書いていて、ようやく気付きました。

ChatGPTの価値は、実は「検索」でなく「創造」なのかも、と。

先日、ChatGPTについて調べている時に、以下の内容を読みました。

『起業LOG』

このように、ChatGPTは小説・脚本が創作できるのです!

検索だけなら、既存のGoogleで十分です。

というより、先述のように、ファクトチェックが不要(とまではいかないけど)な分だけ、Googleの方が使い勝手がいい。

でも、間違えたり、ましてや小説・脚本をゼロから想像するのはGoogleには(現時点では)できません。

そういえば「間違うことができるのは、人間の特権」という名言もありましたね~。そういう意味でも、ChatGPTの出現は大激震なのかもしれません。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

皆さんも、ChatGPTを使ってみてください!新しい時代の到来を感じることと思います!

では、今日も素敵な一日を!

私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。