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「誰に」「どんな風に」覚えておいてもらいたいか ~決断力を上げる質問~

おはようございます、tamamioです(^^)
先日、メンタリストDaiGoさんの新刊『超決断力』を読みました。

その中に次の文章がありました。

質問⑨ あなたは、この世界にどのような足跡を残したいですか?
(p129-135)

これは、「決断力を上げるための10の質問」のうちの1つです。「足跡」というと、しかも「この世界に」というと、随分大げさに思えます。しかし、これは次のように読みかえることができます。

あなたが死ぬときに、まわりからどのように思われたいか(p135)

私の答えは決まっていて、それは、

子どもたちに「あの人、いつも楽しそうだったな」と覚えておいて欲しい。

これだけです。私には3人の子どもがいますが、私が死んだあと、子どもがふと私のことを思い出してくれて、その時に

「そういえば、母さんはいつも楽しそうだったな」と思い出してほしい。

だとするならば、くたくたになるまで仕事をして帰宅するのは、私にとっては違う。仕事は仕事できちんとするけれど、子どもと遊ぶ元気も残すように仕事をする。これが私にとって「正しい」仕事の仕方です。

かと言って、仕事が終わってまっすぐ帰宅するのがいいかというと、それも違う。疲れた日や一人になりたい日は、お気に入りのカフェで一息ついて、子どもの前でまた元気に過ごす。これが私の「正しい」時間術です。

時々友人たちが主催する「週末の子どもイベント」も、多くの場合「人数合わせ」で私たち親子に声がかかっていました。古くからの友人で、これからも親しくしたいのだけど、子どもが希望しないので断る。

こうして考えると、私が本当に大切にしないといけない人は、究極・自分の子どもだけです。

教師をしているので、教室の子ども達も大切。でも、教室の子ども達にとって「私の代わり」はいくらでもいます。友人も、疎遠になっても付き合いたければ、また連絡をとればいい。最悪、別の人を探してもいい。

でも、私の子ども達にとって「お母さん」である私の代わりはいません。

なので、私が本当に大切にしないといけない人は自分の子どもだけで、子ども達に「母さんはいつも楽しそうだったな」と覚えておいてもらいたい。

この「たった一つのルール」を持つことで、迷うことなく決断できます。友人や仲間からの誘い・依頼も「申し訳ないけど」と思いながら断っています。力になれなくてごめんなさい。でも、参加も講師もできないのです。

こうすると、友人・仲間と疎遠になりますが、子育てが終わってから、また取り戻せばいい。「自分から手放したものは簡単に取り戻せる」(メンタリストDaiGoさん)なのです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
「たった一つのルール」をもつと、簡単に決断することができます!
では、今日も素敵な一日を!



私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。