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【Edge Rank 813】大学病院で鰻を食べる【たまのみか】

実は今回でEdge Rank、卒業させていただきます。

理由は後ほど…。

大学病院で鰻定食を

8月にこちらの記事でご紹介した大学病院グルメ、念願叶い食べてまいりました!

今回お邪魔したのは大阪大学医学部附属病院内にあるお店。その名も「うなぎや」。

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なぜ大学病院に鰻専門店があるのか。

部外者からするとあまりにもミステリアス過ぎるのですが、噂によるとお隣には以前、お寿司屋さんもあったのだとか。

大学病院の事情には疎いわたしなのですが、そういう高級飲食店が院内に軒を連ねるのって普通のことなんでしょうか?

診察時間が3時間以上遅れているというアナウンスに絶望しながらも景気づけに訪れた「うなぎや」さん。結果、「3時間遅れようが半日遅れようがどんとこいや」というおおらかな気持ちにさせてくれる、おいしい鰻を食べることができました。

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病院という場所柄、食事の提供はとってもスピーディ。注文してから2、3分で目の前に鰻が運ばれてきます。あらかじめ調理されたものの温め直しではありますが、皮はパリッと、身はふっくらでうまい!

わたしがオーダーした鰻定食〈並〉は蒲焼とう巻きがセットになったもので、お値段は1,570円とリーズナブル。もし家が近かったら普通に通いたいわ、と思うお店でした。

病院はあまり縁がないほうがありがたい場所ですが、また行く機会があれば食べに行きたいなあ。

2020年の重大ニュース(コロナ関連以外で)

12月の共通テーマは、2020年の重大ニュース(コロナ関連以外で)です。

今年のEdge Rankではたまたま夫やわたし自身の通院ネタが続いたのですが、実は2020年の後半からは、そこへ両親の介護と看病というものまで加わってしまいました…今年は病院に縁がありすぎる!

両親は2人とも80歳前後なのですが、以前から痴呆の症状がある母親に加え、父親まで病に倒れることに。それまで毎日高齢ながらも元気に仕事をしていた父親が急に救急車のお世話になり、診察の結果、余命が見える病気であることが判明したのです。

そんな事態に対し、わたし自身は「とうとう来るべきものが来たか…」という印象で、わりと淡々とやるべきことをこなしているのですが、親戚やら病院の看護師さんといった周りの人たちが「大丈夫?????」とものすごく心配をしてくださり、そういや客観的に見るとえらい状況だよなあ…なんて思う毎日を過ごしています。

幸い、自宅と実家、そして父がお世話になっている病院(そしてスーパーやドラッグストアやホームセンターや…)がいずれも近い距離にあり、食事の世話やら病院への差し入れ等、倒れる直前まで父が使っていた大きなカゴ付きの電動アシスト自転車をぶっ飛ばしつつ、一日中忙しく行き来しています。

が、さすがに考えるべきことが多すぎて頭のキャパがオーバー気味です。父親の今後の治療の方針や、両親それぞれの介護認定にまつわるあれこれ、介護サービスをどうするか、そして母親の毎朝の紙パンツ交換問題…!

「もう限界~」なんて思うこともありますが、そのたびに家族や友人知人、病院・介護・自治体の関係者のみなさんに声をかけていただいたり手伝っていただいたりして助けられる日々です。ほんとありがたい。

そして、なにげなく役に立っているのがライターとしての取材経験。

インタビューの際に心がけていたことを思い返しながら医療・介護のスタッフの皆さんの話を聞いたり、多すぎる情報の中で必要なことが何なのかを吟味したり。

また、慣れない生活で悩みつつもそれまで知らなかった世界を見ることができることを「楽しい」と思ってしまうのは、ブロガー・ライターの性だなあなんて思ってしまいます。

何度か救急のお世話になるうちに、ひと仕事終えた救急隊員のみなさんが病院のトイレを使ったり自販機で飲み物を買うなど、病院を「セーブスポット」として利用していることを知ったり、お昼どきには病院のコンビニのレジには病院スタッフのみなさんの行列ができることを知ったり。

また総合病院には様々な職種の人たちが働いていることや、患者や家族の生活をサポートするために病棟とソーシャルワーカーさんなどが連携する体制が整えられていて、手伝えることがないかと積極的に声をかけてくれることや、介護事業者と自治体との関係性などなど…。

それまでテレビや新聞などで知識として知っていこと、同世代の友人から聞いていた医療・介護の話題を実際に目にし、肌で感じ、その結果、わたしが知らなかった世の中は、想像していたよりも温かいところだなあと感じています。

最近のネットの世界にいるとなにかと世知辛さを感じることが多くなりましたが、リアルに人と触れ合うことの多い日々は、大変なこともありますが、それ以上に人として生活することのありがたさと楽しみを体感できるんですよね。

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編集後記

一年の初めには思いもしなかった生活となったこの年末ですが、実は春ごろ、あるTV番組の中の人的な案件のコンペにチームの一員として参加させていただいておりました。

残念ながら受注は叶わず、とても残念な思いをしたのですが、今の状況で果たして求められるお仕事ができていたのかな、なんて、その番組の放送をぼんやり見ながら考え、少しゾッとしたりもします。

ささやかなライター経験ではありますが、その中では人に取材をすることを基本としてお仕事をさせていただいていました。

でも、自由に使える時間が少なくなった今、そろそろそういう仕事のスタイルを終える潮時かなあなんて思っています。いろんな人に自分の知らない世界の話を聞くのはほんとに楽しかったなあ。

そして、冒頭にも書かせていただきましたが、今号をもってEdge Rankも卒業させていただくことになりました。

ブログでもなく、仕事でもなく、なんてことはないとりとめのない文章を書けるこういう場は、ありそうでないもの。わたし自身、毎月楽しく書かせていただきました。今この記事を書きながらも、頭の中で思っていることを文章にすることって楽しいな、と改めて思っています。

というわけで、なにか一人でも書けるようなお仕事ありませんかね。介護エッセー的な(笑)

さてさて。お名残は尽きませんが、最後に、Edge Rankがメルマガからnoteと形を変える中で、投稿を読んでくださった皆さま、わたしと関わってくださった皆さま、今までほんとうにありがとうございました。またどこかでお会いできますように!

次回のEdge Rankの更新は12月22日(火)、TOMAKIさんが担当です。お楽しみに!

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