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本は心によく効く薬

最近、本を読みながら主人公やストーリーの傾向が似ているなと思うことが多くなった。

主人公は、傷ついた女の子だったり女性だったり。
ストーリーは、周りの人たちの優しさに支えられながら、主人公が自分の足で歩いていけるようになる。
大まかにはこの2つ。

私はいま、漠然と自分を育て直している感覚を持ちながら生活している。心の傷に蓋をして生きてきたから。主人公たちの追体験を通して少しずつ傷が塞がり、私の中のわたし(インナーチャイルドと呼ばれるもの)が元気いっぱいに駆け回っている。そして、わたしに文句をたくさん言ってくるようになった。なんで、なんでと。

言葉は凶器にもなるし、救いにもなる。
心が求めているものに自然と触れられるのが本の良いところだと思う。ふらりと訪れた本屋で手に取った本があなたにとっての薬かもしれない。

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