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「心理的安全性が高い」とは?

近年、心理的安全性が高い職場という言葉をよく聞くようになりましたね。
SNSで「心理的安全性」とは何か、説明できますか?という記事を見つけました。
何となくは知っているけれど、改めて聞かれると分からない。どんな職場で働きたいですかと聞かれると心理的安全性が高い職場と答えるけれど…
では、心理的安全性とはなんぞや?となったので、記事を読みまとめました。
結論としては、職場環境を作るのは人だから、一人一人が心がければ「心理的安全性」が高いと言えると考えました。


心理的安全性とは

「地位や経験に関わらず、誰もが率直な意見や素朴な疑問を言うことができる状態」のこと。
チームを最大化させる「土壌づくり」と書かれていました。

構成要素 4つの因子

話しやすさ
感じたことや気づいたことを自由に話せる
助け合い
「何かサポートできる?」
挑戦
「まずはやってみよう!」
新奇歓迎
「その視点はなかった!」という発想

目指すチームのあり方は、
チームの成果のために、健全な意見の衝突がある状態です。
仲良しチームでは無い点にご注意ください。

理想の状態を目指すために

一番簡単な行動変容は、言葉かけです。
「きっかけ言葉」で行動を促す
ポイントは、指示をかみ砕く、迷わせない、行動にフォーカスを当てる
「おかえし言葉」で受け止める
「〇〇してくれてありがとう」
ポイントは、即座と承認。できるだけ早く、行動に対して「おかえし言葉」をかける。

4つの承認

成果承認
「達成したね!」
行動承認
「〇〇してくれてありがとう」
成長承認
「以前より〇〇ができるようになっているよ」
存在承認
名前を呼んであいさつをする
相手のパーソナリティに関心を寄せる

承認する具体的な場面

● 会議中
経験の浅い人が発言した場合
発言に対し「前例は?」「ちゃんと考えたの、それ?」と返すと罰を与えられた気分になります。
改善例:
まず「発言してくれてありがとう」と発言したこと(行動)を承認する。
次に、不明点などがあれば質問をする。

新しいアイディアが出た場合
発案した人が担当者になる。これが続くと「言ったもの負け」の状態になってしまいます。
改善例:
発案者に対して「誰のサポートがあればうまく進む?」「どう分担する?」と言った声かけをする。

● 日常での声かけ
約束を守らないや成果が出ない人に対して
Why(なぜ)と聞くと、「すみません(言い訳モード)」に入ってしまいます。
改善例:
why(なぜ)からWhat(何)/ Wher(どこ)に変える。
相手がつまずいた箇所、難しかった点を引き出す。

できたときには
why(なぜ)を使う。そうすることによって、成功を再現するためのプロセスを自分で整理できる。

● クライアント会社との関係構築
「営業する側VS営業される側」「お金を払う側VSもらう側」という対立関係に陥ってしまいます。
改善例:
課題をともに解決するチームなんだという関係を築く。
交渉の場ではなく、「課題について共通の解決策を話す」場が作れるのが理想

考察

過去のメモに「いい環境」「いい会社」は与えられるものではなく、自分たちで少しずつ、少しずつ作っていくものと書いてありました。
職場の雰囲気は人によって作られる。
だから、一人一人が心理的安全性のある行動ができれば、心理的安全性の高い職場になるのではないかと思いました。

もっと詳しく心理的安全性について知りたい方は、こちらの書籍をお読みください。

感想

記事を書いてみて、改めて普段流し読みをしていることが多いと痛感しました。
この記事を書くために何度も元の記事を読み、私の理解はあっているのか、人が触れる第二媒体として間違った情報を出していないかという緊張感を持って執筆しました。
自己満足のメモにならないように考察を入れることで、今までの知識・経験と結び付きアウトプットの大切さを感じられました。

最後までお読みいただきありがとうございました。










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