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民間企業→自治体の外郭団体へのUターン転職体験談③

みなさんこんにちは。玉田光一です。
今回は転職面接の内定受諾、前職の民間企業(都内)の退職手続き、その後の引っ越し、外郭団体(栃木)の初出社までをお送りします。転職体験談は、ひとまず今回が最終回になります。

内定受諾から退職手続きまで

1月に行われた転職面接で入社時期の目安を聞かれた際、僕は以下の様に回答しました。
・最短でも3月上旬になりそう
・今の仕事の引継ぎと引越しの関係で前後する可能性もあり
・ですが可能な限り早く来られるよう頑張ります

その後内定をもらった時点で想定したスケジュールは以下の通り
1月下旬  :給与等の条件確認、入社日の調整
1月下旬  :民間企業に退職願を提出
2月    :引継ぎ
3月    :有休消化
4月    :外郭団体に入社

しかし1/31に条件確認の面談を行った際、外郭団体の上司から
【なんとか3月1日から来てよ】と言われました。この一言で僕の甘い見通しは崩れ去りました。何とかもう少し待ってもらえないか少しだけ抵抗しましたが、入社前からモメたらマズいと思い、3月1日入社を承諾しました。

翌2/1、民間企業の上司に2月末で退職したい旨を伝えたところ
・就業規則では1カ月前までの申し出が必要。もう1カ月切ってるじゃん
・いくらなんでも急すぎる
・どれだけ周りに迷惑がかかると思う?
とかなり怒られましたが、結局2月末での退職願を受理してもらいました。
(ちなみに民法の規定では2週間前までに申し出れば退職可能な様です)

その後の1カ月はハードスケジュールでした。通常業務プラス後任への引継、客先への挨拶。社内の別部署へも退職の挨拶周り。終業後は仲の良かった同僚が開いてくれた送別会に出席。土日は栃木まで足を運んで物件探し、引っ越し業者の手配等。

初出社

怒涛の2月を乗り切り、引っ越しも終えて何とか3月1日に外郭団体に初出社しました。
僕が在籍していた民間企業のオフィスは丸の内のキレイな高層ビル。一方で栃木の外郭団体は雨漏りのする築50年の公民館の一室。
しかしキャリアダウンや都落ち等とは全く思わず、ホッとした気持ちと、これからの仕事、生活への期待感でいっぱいでした。

おまけ 反省と後悔。

僕は前職の民間企業の退職日を2/28、転職後の外郭団体の入社日を3/1にて転職しましたが、以下の2点を失敗したなと反省、後悔しています。

①有休消化できなかった。
引越しの為に3日間だけ消化しましたが、30日近く有休を余らせて退職しました。

②退職金が減った。
在籍年数の関係で、仮にあと1カ月遅く退職していたら退職金を約60万円多く受け取れました。

これから転職を検討する方、転職が決まった方、有休消化や退職金は後悔のないよう、計画的にお考えの上でよーーーーーく調べてください。お金はめちゃくちゃ大事です。

また、有給消化中に転職先に入社することを禁じる法律は無いようなので
転職前と転職後の双方の職場に交渉してOKをもらえれば
前職の有休消化期間中に新しい職場に入社
も可能です。僕は交渉しようとする発想すら無かった為、大変後悔しています。

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