見出し画像

瞑想を続けています。

今まで
・自己肯定感を上げたいとか、
・自分の直感を信じたい、
・自分は運がない方だという思い込みがある(信号は赤ばかり、電車の扉はよく目の前で閉まる、とか) ので運を良くしたい、
・いつも思考がぐるぐる止まらなくて、嫌なことがあるとずっと沼にハマってしまうから、嫌な気分を引きずらないようになりたい、
・疲れたが口癖でいつも疲れているので、疲れを解消する方法を沢山持っておきたい(安易にお酒、ってなるとアル中になりそうだし)、
・ストレスを解消したい、
・変な人ホイホイでパワハラやセクハラをすぐ引き寄せてしまうので、そういうのもやめたい(心地の良い人間関係ってなに?状態なのでもうちょっとそういうのを増やしていきたい)
・努力に見合う成果が欲しい

とか色々な魂胆があって、5-6年前から内観とか瞑想とかやったりしてたけど、断続的なもので全く続かず。

(この二冊、同じ本のレビューなのに全然違いますね、、、
ちなみに上の記事は私が書きました。
よかったら上のサイトからポチッとしてくれると私が喜びます)


この2つの本を買って、今年入ってからコツコツ瞑想を続けてます。
2つとも音源が入っているので、スマホでこれを聴きながらオススメのペースでやるのがいいのかなと。

そもそも、マインドフルネスとはなんぞや?


『マインドフルネス』と『瞑想』をごっちゃに書いている人も結構多いけれど(ゲノムgenomeと遺伝子geneと染色体chromosomeと遺伝学geneticsをごっちゃ混ぜに書いてあるとモヤるタイプなので💦)、ザックリ言うと、
『マインドフルネス』とは心の在り方、
『瞑想』はマインドフルネスな状態にある(である)ためのスキル・方法の一つ
、という感じでしょうか?

ほんとに1日5-10分程度だけれど1ヶ月瞑想を続けてみて、私が感じた変化をメモとして残します。
ちなみに私は朝子供を学校に送った後、家事を始める前にやることが多いです。(家事や仕事スイッチを入れて効率アップしたらいいな、という魂胆で)

1, 感情のループから早く抜けられるようになった

人と会っている時でも、ものすごく静かな時とものすごく喋る時の差が激しくて、だいたい初対面の方相手だと「静かな人ですね」「落ち着いてますね」とか10代の頃から「落ち着きすぎておじいさんみたい(注、おんなです)」とか言われてました。
実際は、結構頭の中のおしゃべりは激しくてそれを言語化できなくて静か、みたいなタイプでした。仕事とかで先にメールでやりとりしてから実際に会うと「想像してたよりゆっくりな人なんですね」と言われることもしばしば。
あとは失敗をしたり嫌なことがあったりすると落ち込みの無限ループに陥り、寝て解消するどころか夢にまで見て、翌朝起きたらさらに悪化、で何日も引きずってしまったり。
離婚調停中は調停の日の前後一週間以上はうつ状態で、離婚後も面会前後一週間はうつ状態で、もはやそっちが私のデフォルトなのでは?と自分でも思い始めたりして。

瞑想を続けるようになってからは、沼に入り始めると、
まずは「あ、今私すごい落ち込んでいるな」と気づいて
「そもそもなんでこんなに落ち込んでいるんだっけ?」と考えて、
その原因となった出来事を思い出してみると、すでに解決していたり、それ以上考えてもなにもできないことだったり。
「なぁんだ、大したことないのに、また無駄に沼に入ろうとしてたわー、
ズブズブハマる前に気づけてよかった!」ということが増えました。

画像1

(こんな綺麗な沼だったらハマりがいもあるんだけどね、、、(違)

これが今までの思考パターンだと、ここから過去の失敗体験を芋づる式に思い出したり、親や先生や友達に別の事象で言われた苦言とかを思い出して、あたかも今言われたかのように追体験したりして。

自ら勝手に稼働中の洗濯機の中に飛び込んで、洗われてきれいになるどころか、目が回っていることにすら気づかずに一人で延々とグルグル回っていました。
(そしてドリルのように、マントルに向かってズブズブと落ちてゆく、、、)

「これ、要らないね?」と気づいて、洗濯機の中からよっこらせ、と這い出しておしまいにできるようになった。その頻度が増えているように思います。
未だに飲み会とかで失言したかな、あれ余計なこと言ったな?と落ち込むときは多々あるけど。そして何度も思い出して落ち込むけどその度におしまいにする癖がついた、というか。
心理学的にはそこで徹底的にその感情を味わい尽くすと消えて無くなる、キャンプファイヤーに過去の体験などの追加燃料を投下しなければ、火(感情)は自然に燃え尽きて消える、とか言うけれど。そこまでちゃんと自分で出来ているかはまだ不明。
今は「この感じ、いる?いらない?」と自問自答して「いらない」と思ったらポイできるようになった、段階かなと。

2, 自分の体感覚に気づけるようになった

超肩こり、超頭痛持ち、超腰痛持ち。(ちなみに腰痛の原因の多くは不明でストレスによるものが多いそう)
マッサージに行くと毎回、左右のバランスが悪いと言われ、健康診断で胸部X線写真を撮ると、「背骨が曲がっている」と本来の検査項目以外のところを指摘される。
自分でリラックスする方法も知らず、緊張していることにも気づかず、無意識に歯を食いしばり、体に力を入れてこわばらせて、呼吸も浅くなっていました。

マッサージに行き始めてから、普通の人よりも体がガッチガチなことに気づき(ついでに自分が冷え性ということも鍼灸院で言われて初めて知った)、肩が内巻きになっているから呼吸も浅くしかできなくて、猫背になって、肩がこる。
と聞いてから、自分でストレッチをしたり、2ヶ月に一回くらいマッサージに行ったり(本当は1月に2回くらい行った方が望ましいらしい。けどそんなお金ないので、、、安いところで妥協すると揉み返しでさらに凝ってしまうし、、、
フェイシャルサロン月二回メナー◯のCMを見るたびに、こんなん需要があるくらいみんなお金持ってるの?羨ましいな?と毎回思っている)することで、
体が緩み始めたら、確かに自分の体は凝っていますね、と自覚できるようになってきました。

木の枝は太くて硬いと強風で折れてしまうけど、しなやかにしなる草とかは耐えられる。

気づいたら1日何度でも、
自分の体に力が入ってないかな?
呼吸が浅くなっていないかな?
と自分の体に意識を向けて、手をブラブラさせたり、肩をすぼめておろしてを繰り返して力抜いたり、深呼吸をしたり。
そうやってコツコツやっていくことで、今まで無意識に自分の体を無駄に力入れて酷使してきたんだなーと自覚して、今までごめんねありがとう、とご自愛して、
体に力を入れるという無駄なエネルギーを使わないようにすることで、疲れづらい体質になれたらいいなぁと思ってます。
そんなエネルギー残ってるならスクワットした方がいいかな?と。
(個人的にマラソンとかウォーキングとかは苦手なので、、、ヨガも続かないマン、、、)

3, 睡眠障害が改善してきた

職場のパワハラと離婚調停ストレスのコンボで、睡眠障害の治療をする前は本当に寝られなくて、寝不足で注意力不足になり、子供が転けていても周りの人が「だいじょうぶ!?」と騒いでから気づく、みたいな状態になり、慌てて病院に行って治療を始めました。
薬を飲んでもやっと6時間寝られるか?くらいで、薬が切れるとパチっと目覚めてしまい(6時間寝られたら障害ではないので、それ以上強いお薬は依存症にもなるし出せません、と無下に断られます、、、いや薬ばんばん出して稼ごうっぜ!後のことは知らぬって医者より断然いいんですけど)、まだ疲れが取れていないのに二度寝ができない、という状態が2年以上続いていました。

↑最初にご紹介した二番目の本はスマホにダウンロードできる音源もついているので、イヤホンで聞きながら布団に入っていると、寝落ちしていたり、6時間以上寝られるようになったり、二度寝できるようになったり。睡眠に関してはかなり質がよくなってきたなーと実感しています。

(睡眠障害の改善に瞑想が良さそう、ってことは過去記事でも書いていました。)

ちなみに瞑想って言ってもいろんな種類があって、私はあまり体を動かすのが得意ではないけれど、むしろ好きな人は歩きながらやる瞑想とかヨガとかが合うのかもしれないです。
色々な種類の瞑想法の中から自分に合った方法を見つけるのも楽しいかも!

4, 怒りっぽくなった

子供の頃から親から、怒ったり泣いたりするのは良くない、負の感情、ネガティブ、と怒られて育ったので(お前怒ってんじゃん!)、あとは「我慢を教えるのは親の仕事だ」とやたら我慢を強いられて、我慢強くなったかはわからないけれど、無駄に無意識に我慢をするようになってしまった。
自分よりも周りファーストで空気を読んで、自分は後回しにする癖があった。
今なんか在宅で仕事しているからいつでもトイレに行けるはずなのに、なぜか我慢して不快になって、仕事のパフォーマンスが落ちてから「あれ?なんでだ?」と思ったらトイレ行くの我慢してただけだった、みたいなことが未だにあったりして。

そういうのにも気づくようになって、怒る(怒り)のも泣く(哀しみ)のも数ある感情の中の一つであって、正も負も良いも悪いもない。ただ子供の時に大人にそう言われただけ。

とにかく長女だから私だけ怒ってはいけない、と言われ、私が怒ると母が異常に反応して面倒なことになるから怒らないようにしていたら、怒れなくなった。(この辺はまた別の機会に書くかも)
怒るべきところでちゃんと怒りを表明したり、ノーと言ったり立ち去ったりしないと、怒りで物事をコントロールしたいタイプの人が嗅ぎつけてきて、私の周りに沢山居座るようになった。
働いている時はなぜか「怒られ係」という不名誉な係と呼ばれ、普通の子は怒ると「じゃ、やめます」とか逆ギレしたり泣いたりして面倒だけど、私はトイレにかけこんで一人で泣いて、また復活して何食わぬ顔で仕事を再開していたので、まぁ都合がいい人間だったわけです。
怒ることで上司も体面を保てるし、強そうなアピールもできるし(俺に逆らうとこういう目に会うんだぞ、という見せしめ的な)、怒られると面倒なことになる人に当てるはずだった怒りもまとめて私に当てられて。みたいな。
身に覚えのないことで怒られることもしばしばあったけれど、長年怒ってなかったから瞬発力よく怒れないし、準備体操なしに怒ったら私おかしくなっちゃわないかな?という不安もあったり、そもそも怒るの疲れるし、、、とか色々考えているうちに怒るべき対象は目の前からさっさといなくなっているのでした。

(書き出してみるとひどいな。)

それが瞑想をやるようになったら、感情に蓋をせずにさっと取り出して終わらせられるようになってきたので、結果的に怒りっぽくなった。いちばんの被害者は子供です、まじごめん。
もうワンステップ成長したら、感情のバランスもいい感じになってきて、怒りっぽいも終わると思うんだけど。

今年に入ってから始めたので、瞑想始めて1ヶ月での変化はこんな感じというメモでした。また何か変化を感じたら書きます。

今はこの本↓ の邦訳本が先月出て、予約注文してたのが最近届いたので読んでます。400ページ以上あって分厚いので、持ち歩けないのが難点。そんなに出歩いてないけどw


もし記事を気に入って頂けたら、サポートして頂けるととても喜びます!