この夏休み、娘は大学のオープンキャンパスに行ってきました。
将来何をしたいのか、何になりたいのか
そう簡単に決められるものではありません。


でも周りのクラスメイトの中には
結構はっきり決めている子もいて
自分も何か決めないと
何かほんのかけらでも見つけたい
そんな気持ちだったんだと思います。


学校の先生からは
夏休みにとにかくいろいろ調べること
できれば見に行くことといわれ
あまり行動的ではない娘ですが
唯一、美術系の学科のある大学の見学に行きました。


そうしたら
本当に本当にかすかなんだけれど
なにか感じるものがあったようで
あれがよかった面白かったと思いのほか興奮して帰ってきました。


そして娘にとって何より大きかったのは
好きなことを仕事にしていいのかも、、、
そう思えたこと


娘は心の中で
芸術系は仕事にならない
もっときっちりした資格を取らないといけない
安定したところに就職しないといけないと
そんなことを思っていたようです。


だから絵が好きだけれどそううまくはないし
将来何者かになれるとは思えないから
趣味にして別の仕事を探そうと思ってたようなのです。


私は決してそんなことを言ったつもりはなかったのですが
でも15歳がそう思うようになるにはそれなりの理由があるはずです。


その一つは
お金がないとか、安定した仕事ならよかったとか
そんないつかふと，口から出た私の愚痴が
きっとそうさせてしまったのだろうと申し訳なく思っています。


だから決めました。
もう決してお金がないと言うまい！


私たちは気軽に「お金がない」というけれど
お金がないという言葉は気持ちを萎縮させます。
知らずに夢を砕きます。


お金はいつだって作ればいい
子どもに好きなことをさせるお金ぐらい何とでもなる
無ければ必要なだけ稼げばいいさと今は思っています。
貴重なお金だけれどたかがお金でもあります。
そんなことで夢を持つことさえ諦めてきまうなんて
なんてもったいない！


少しでもやりたい方へ進んでほしい
たとえ小さなことでも
今一番やりたいことを選べば次へつながると信じています。
そして仕事もお金もそこから必ず作り出せると信じています。