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簿記3級を取得した話

休職して4か月。
時間もあるし、そろそろ何かをやりたい気持ちになってきたので簿記3級を受けることにした。

簿記3級の試験は、夫から取得を勧められたのがきっかけ。
わが家は、夫が昨年夏に精神疾患により退職。
その際に簿記3級を取得。

私はこれまで営利を伴わない環境で働いてきたため
世の中の動きや商売の流れを全くもって理解していませんでした。

そんな私が、今回簿記3級を取得した道のりとその学びの話です。


勉強代がゼロで合格まで辿り着けた

まず、今回一番大切でお伝えしたいのは
簿記3級取得にあたって受験料以外のコストがゼロだったということ。

スクールも行っていないし、テキストすら購入していません。
それでも合格することができました。

現代の子どもたちが「学校に行かなくても勉強はできる!」的な話を耳にしたことがありましたが
今回、自分自身がそれを身をもって実践してしまった感覚です…!!!


インターネットの無料学習の力

私が今回学んだのは、youtubeのこちらのチャンネル。

こちらのチャンネルの簿記3級の動画25本を合計4周見ました。

と言っても、18本目が練習問題でここでかなり詰まったので18本目は何度も繰り返してみました。
また、苦手なところは何度も繰り返してみることもありました。
理解した回は2倍速で見たこともありました。

試験直前1週間程度は、無料で出ていた過去問題をひたすら満点取れるまで何度も何度も繰り返し解きました。


今までの勉強=暗記だった

youtubeで勉強したのは、今回が初めて。

学生時代から勉強って、参考書を開いて大切なワードにマーカーを引く。
ノートに書いて赤シートで覚えて…。
勉強ってそうやってやるものだと思っていました。

けれど、このやり方って解き方を覚えていただけだったんです。
本当に理解して、使える知識として学んでいなかった。

だから、学生時代に学んだことって大人になった今、ほとんどのことを覚えていない。
暮らしや生活の中で使えない。

自分のこれまでの勉強だと思ってやってきたことは
学びでも勉強でもなく「暗記」であり「覚える」という行為だったんですよね。

資格取得しても嬉しくない

今回大人になって初めて民間資格というものに挑戦して、資格を取得しました。
しかし、この気持ちは何でしょうか…
合格しても全く嬉しくなかったんです。

ただ知識をつけても、合格証書を手にしても嬉しくないということに初めて気がつきました。

学生時代の100点も(取ったことそんなにないけどw)褒めてもらえたりとか
順位が上位になれるとか他者の目線ありきで喜んでいたような気がします。

大人になって自分で選択して学んだこと。
そのことを自分の人生にどう生かしていくのか。
それもこれからの自分の学びとの向き合い方について考えていく機会となりました。

資格取得、それから…

さぁ、資格は取得しました。
この資格を宝の持ち腐れにしないこと。
それが、私にとっての次の課題です。

持っているだけになっていた、配当目的の国内株。
6月は配当金のお知らせも来ていたし、一度決算書に目を通してみるのもいいかもしれません。

資格取得はひとつの区切り。
だけれども取ったら終わりにならないように
これからより一層、数字に丁寧に向き合いたいと感じています。

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