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身体の中からことばを生みだすこと

子どもの頃から日記をつけていた。

それは母親の影響。
母が書いていたから、わたしも真似していた。

お気に入りのマロンクリームやキキララのイラストが入った特別なノート。

日記だけじゃなくて、小説を書いていたこともあった。
高校時代は詩を書いていたこともあったっけな。


祖父が期に一度、地域の人たちと同人誌のような本を発刊していた。
私や母も誘われたことがあったが、投稿することなく終わってしまった。

テーマや題材が決まったことを書くことがその頃から苦手で、書けなかった。



社会人になり、仕事関係の同期に言われた。

「私、7/31に彼氏できるから」

ん?
最初は何を言ってるのかわからなかった。


友人いわく、手帳のある日を決めてそこに叶えたい夢を書いておくと現実になるというのだ。


私も騙されたつもりで書いてみたら、本当に書いただけで終わってしまった。笑
彼氏はできなかった😇


けれど、そこで初めて知った。
手帳は未来の夢を叶えるために使うんだということを。


それまで、日記とは感情の吐露と出来事の記録だった。
未来をどうしたいかなんて思ってもみなくて、明日は明日の風が吹くとしか思ってなかった。

自分の今が未来を作るきっかけや一歩になるなんて思いもしなかったし
自分という変わり者がどうやって生きていけばいいのかがわからなかった。


職場の評価も得られない。
恋人は束縛してくる。
自分には自信がなくて何もできない。
でも、自分には可能性があるしここじゃないどこかがきっとある。
そんなことを思っていた。


そこから、まずは日記を手帳に書くようにした。
日付と感情吐露をリンクさせた。


すると数日前の感情が、数日後には変わっている。
と、なれば数日後にこうなっていたらいいなぁ…と未来が視野に入ってきたのだ。

「週末、ここのお店でご飯食べに行きたいな」
だとすると、今週はあんまり仕事頑張りすぎたら週末楽しめないかも…

「来年もここでこの仕事、私が受け持つのか」
いやー、嫌だわ。何か変えていかないと…

といった感じに。




今も昔も変わらない私だけれど
手帳で未来を、自分のなりたい自分を理解して過ごす今を手に入れようとしている。

きっとこれは完成しないこと。
ずっとずーっと自分と向かい合って話しながら歩き続けるのだと感じている。



感情を吐き出して
自分を知って、自分を愛すること。
そして、自分がどうなりたいのか自分と対話すること。

ひとりでやることは難しい。
だから、信仰宗教は続くし求める人も多いのだろう。


私の場合は手帳だった。
ただそれだけ。


未来は自分で作れる。
そのことを私は諦めない、だから書き続ける。

ノートでもnoteでもtwitterでも日記帳でも
何でもいいから書く。
思っていることをただ書く。
それだけ。
それだけなんだけれど、意外とできない。


まずは身体の中にたまったものを外に出すこと。
そこからが始まり。


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今月から、私の使う自分軸手帳のアンバサダーをつとめることになりました。
そのことから
手帳や、書くことについてをテーマにした作品を定期的に書いてみようと思います。

手帳じゃなくても、とにかく自分の中から言葉を出す。

あなたのきっかけとなりますように。

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