ルドルフ《愛してる、それだけ(Only Love)》を訳してみた。
ー愛人が王道ヒロインになる必勝ソングー
四分音符の和音の刻みや大サビ前の駆け上がるようなストリングスなどは『エリザベート』の《私だけに(Ich gehör nur mir)》にも似て、まさにウィーンミュージカル王道の特徴を持ち、作品においてはマリーの“絶対的ヒロイン宣言“とも取れるこの曲を、ドイツ語から訳してみました。
個人的にはマリーよりルドルフの正妻であるゾフィーの方が好きなので、彼女のことはついつい斜めに見てしまいますが、歌詞を訳して見ると「これは勝てん…」というよう