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「ああ、よかった。」の積み重ね

息子が産まれてから早いもので、もう1ヶ月が経ちます。今の気持ちは「ここまでよく育ってくれたよ、、」という安心が一番大きいです。

「心拍が動いてよかった」「安定期に入ってよかった」「無事に産まれてくれてよかった」「スクスク育ってくれていてよかった」と、妊娠が分かってから大きな心配をいつも背負っているようで、その心配が大丈夫だとわかった度に「ああ、よかった。」とホッと息をつく、の連続でした。そしてこれからもずっと、そうなんだろうなと。心配しては「ああ、よかった。」と安心する事を積み重ねて子供が大きくなっていくのを見守るんだろうなぁと思います。



「産後の女性は”ガルガル期”(=ホルモンバランスの乱れで必要以上にイライラして、攻撃的になったり警戒心が強くなったりする症状)に突入する」という話はよく言われてますが、自分自身の産前産後の豹変は想像を超えてました。

私の場合は「ガルガル」というよりも、最高レベルの心配性になりました。退院後の最初の夜は、スヤスヤ眠る我が子の息があまりにも小さすぎて「見てない間に死んでしまうんじゃないか」と心配で寝れなかったり。いきなり夜中に泣き出した息子をみて「息ができないのかも!!!死んでしまう!!」と抱き上げて号泣したり。少しでも変わったことがあればGoogle検索魔になり、それでも落ち着かなければ産院の電話して助産師さんに相談させていただいたりしていました。。普段はどちらかというと大雑把で「なんとかなるやろー」とドンと構えてるタイプの私なので、自身の変わりようにびっくりです。

そんな慣れない心配センサーがマックスで24時間張り詰めているとさすがに疲れてくるようで、最初の1ヶ月は実母が、夫がいる時は彼が、同じ寝室で寝てくれていて授乳以外の時間は子供のことを見てくれていたのは本当にありがたかったです。


「かわいい」と同じくらい「大変」なのが育児だなと思います。「ねんね期」と言われている新生児期ですが、実際、ここ1ヶ月私自身が連続3時間睡眠できた日なんてないです。確かに「ミルク飲んで、排泄して、寝る」だけなのですが、お世話ざ朝夜関係なくランダムに続きます。ストンと寝てくれる時もあるし、8時間くらいストレートで寝てくれない時もあります。正直、作業としては決して難しいものではないので、私自身も産前は「まぁいけるでしょ」と思っていたけれど、実際この生活を毎日やってみると結構キツいです。。ここ1ヶ月の記憶があまりない。。

睡眠不足は本当にチリツモで、泣いていたり、おっぱいを吸っている我が子を「かわいい」と思えない時がフッと来るんです。睡眠不足で眠気マックスなところに長時間ギャン泣き、何をしても泣き止まないなんてされると精神的にも結構やられる。(我が子のギャン泣き程母親にとって聞いていて辛いものはない。。) 

そんな時に助けを求める事ができる人、相談ができたり駆け込める場所がある事はめちゃくちゃ大事だなと思います。実際に助けを求めるところまで実行しなくても、そういう場所がある、というだけで心身の安定剤になります。私自身は里帰りで実家のお世話になっていて本当によかったです。私自身一度「ダメだー」ってなった時には、母親に子供を見ておいてもらって私は少し仮眠するだけでもだいぶ体力も精神的にも回復しました。丸1日の休養さえも必要なくって、3時間程の仮眠だけでかなり元気なります。

渦中にいる時はこんな風に毎日いっぱいいっぱい!!なのですが、こんな時期もあったなぁ、といつか振り返れるのかなぁと。

来週には大阪の実家から神奈川のお家に戻って、夫と3人の新しい生活がスタートします。夫は基本的に私よりも家事をしてくれる (両親学級で「旦那さんも家事を手伝いましょうね」と言われてタジタジしたのは私です) とはいえ、子供がいる生活は初めてなのでどんなリズムになるのかドキドキしつつも楽しみです。

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