花 de Bon voyage
8月は紺碧のリゾート、コート・ダジュールでした。そして9月は、南仏からParisへ戻り、カルティエラタンでランデブー。の予定でした。
だけど、どうせなら、そのままスペインからモロッコへ向かい、赤い街・マラケシュへお連れしようと考えました。
フラワーレッスンのテーマがね。
今年は旅行を控えた方も多いことでしょう。私だって本来ならば、南米からパリへ跳び、そこから南下してマルセイユを経由し、バスク地方を巡る。さらには、リスボンに寄って、マラケシュへ〜1ヶ月は日本に戻らない予定だったのに・・・
ま、しばらくヨーロッパ行きは断念したので、妄想しかないのよ。
妄想の旅行を楽しもうと思い、ならば生徒さんたちも一緒にツアーに参加して頂こうという酔狂でございますよ(笑)!
こちらは、クリエイティブコース。
マラケシュは、「神の国」という意味がある。ローズピンクの壁で統一された美しい迷路の街。
夕陽を受けて赤く燃える、美しきマラケシュでは、花にアラビアの魔法がかかり、あやしく踊り出すのです。(素晴らしき妄想)
詳しい内容はHPをご覧ください。
モロッコは、フランス領だった頃の名残で、フランス語が通じることもあり、フランス人旅行客が多いところ。北アフリカに位置し、西は大西洋、北は地中海に面していて、ジブラルタル海峡を渡ればスペイン。
このロケーションで歴史的背景を考えれば、ヨーロッパとアラビアンのあやしい魅力を感じるエキゾチックな国です。
「モロッコ」という、古いモノクロ映画がありました。マレーネ・デートリッヒと、ゲイリー・クーパー主演で、外人部隊の女たらしと酒場の歌姫の悲恋物語。ラストは、彼を追って砂漠の中を突き進み、ヒールを脱ぎ捨て歩いて行く。感動を通り越して、その情念がちょっと怖く思えたのは、当時の私が子供だったからかもしれない。
そんな風に、普段経験しないような感情を持ったり、イメージを膨らませることは日常に少しの彩を与え、人生が豊になっていくことでしょう。
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