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恵比寿三越閉店・ひとつの時代の終焉

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今月末で恵比寿三越は閉店。今日が最終日だった。そんなに思い入れがあったわけではなかったけれど、私が帰国後、花の仕事をするスタートさせた場所と言えば、恵比寿三越かなと振り返る。

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これは20年くらい前のアトリウムでのイベント画像。

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2度もTAMAKIフェアをさせて頂いて、売り場にも商品を置いて頂いたし、デモンストレーションやトークショーなど、本当に私が駆け出しだった頃に胸を貸してくださった場所。

忘れていたけれど、こんな貴重なことを思い出せて良かった。

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恵比寿三越から、ロブションやウェスティンとのご縁にもつながった。経験は一生の宝だと、今ようやくそんな風に思える。

今日が最終日だと思い出して、慌てて11時オープンに駆けつけた。午後1時からレッスンだったのに、お財布忘れて2往復〜焦った!

そして、気に入ったフランスのメーカーのレザージャケットがあって、どちらの色にするか悩んだときに、「やっぱりあっちにしておけば良かった!なんて未練を残す買い物をここでするべきではない」と思って(言い訳?)2色買いするという普段やらないことをしてしまった(笑)。

初めてのTAMAKIフェアをさせて頂いたのは1999年末から2000年の年明けだった。あれが、大海に飛び込んだ瞬間だった。

今の私から、あの頃の若かった自分に言いたいことがある。

「もっと自分を信じたらいい。そして周りの人たちを大切に思うこと。そうしていたら、この世界はそう悪くないから、大丈夫だよ」と。

今の若い人たち、そして新しい挑戦を始めようとする人たち、みんなにこの言葉を贈りたいと思います。

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2往復して、汗だくになりながら予定通り午後1時から始まったレッスン。すっかり生徒さんを今の私は信じることができる。私の手直しなんて、ほとんどいらないのだもの。

それにしても、今恵比寿に住んでいることが不思議だ。



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