Microcosm
10月6日の誕生花 秋桜(cosmos)
カオスに咲く秋宇宙
花言葉は、純潔・調和・乙女の真心など、色によって様々あるようです。 昨日のキバナコスモスとは、同じコスモス属の仲間ですが、品種が違います。
それにしても、コスモスは種類も増えて、こちらは八重咲きなのです。花だけ見るとコスモスとは思えないのですが、葉の形を見ればすぐにわかります。
”薄紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽だまりに揺れている…”
ううん…さだまさしの才能とあわせ、山口百恵のスター性を思わずにはいられません。秋桜と書いて、コスモスと読ませたのは、この昭和の名曲から始まったのですから。
cosmosの語源はギリシャ語のkosmosで、宇宙の調和や秩序を意味します。メキシコからスペインに送られて、コスモスと名付けられたと言われています。
その柔らかな花びらに、宇宙の調和を見出したのかもしれませんね。
自然美とは、力技とは真逆の、柔らかで優しいものだと思います。その上、複雑さの対極である、シンプルだからこそ、秩序が保たれているのでしょう。
ならば私も、シンプルに花と向き合おう。そして柔の精神があれば、どんな花材とでも、仲良く小宇宙を作っていけそうではありませんか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?