横尾さんの回のUFOの件

前回横尾忠則さまの記事の件で、UFOに連れ去られたという話。

何度もUFOは目撃してるけど、これは多分おそらく連れ去られたであろう話。
18のとき、宗右衛門町の某イタリア料理店でバイトしていた。いまからもう20うんねんまえ。
当時はまだ地上波でも、UFO追跡！みたいな番組がやってたとき。

わたしは、バイト先の飲み会の日、休みやったメンバー3人で、飲み会までのじかん、六甲山にドライブに行こうということになった。
車は裏六甲からぐんぐん山をのぼり、車内は爆音でブルハをかけて大合唱していた。

運転席と助手席はカップルで、私はひとり後ろの席で、うしろの寂しい子の定位置真ん中前のめりのポジションでわーわーうたっていた。

車が頂上付近にさしかかったとき、左に夜景が見える木と木の間から眩しい光がばっさーーーー！！！！！！！！！！きた。
事故る！って思った瞬間、目の前にとてつもなく大きい焼きそばUFOのCMみたいなおそろしくでかくオレンジ色の光がぐるぐる回っている飛行物体が目の前に現れて、ブルハも友達のわー！！！って声もかき消されて、一瞬時が止まった感じで、すぐに消えた。音ももどってて、そのまま無言で頂上まで走った。車をとめて、運転手の子が、いま、UFOやったよな？って言って、やっぱりそやったやんな？ってなったけど、そのまま飲み会にいって、ベロベロになって、そんなことはすっかり忘れていた。

数年後、その友達から電話があって、こないだUFOをみかけたっていうはなしから、それで思い出したけど、俺らめっちゃでかいUFOであったよな？と言ってきた。
わたしもその時はあまりよくおぼえてなくて、酔っ払ってたしなんかそんなことあったかなーって返したけど、その後、またUFOをみたときに、わたしも鮮明に思い出した。

もしかしたら、記憶を消されてたか、それともほんまにあの瞬間から一定期間連れ去られてたか。
もしくは、まだ、連れ去られているか。
いま、私のみてる世界は地球ではないか。とか。
いや。そもそもいまわたし、誰？とか。
だれかの中のうんこの中の微生物？とか。いつものぐるぐる妄想はじまる。

そう、そのできごとのすぐあとに、六甲山にUFOの基地があるって特集をテレビでしてて、間違いないと思ったんや。
そしてそして、UFOにリアルに出会ったら記憶をけされるという本もよんだ。

いまだに、わたしはもしかしたらあのとき、なにかチップをうめられて、いま、宇宙から地球におくりこまれているかもしれない。

と信じてやまない。