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イギリス人が日本へ行く理由 その1 JET
こんにちは。たまきです。
自己紹介事は⬇️こちらです。
日本を訪れる人が増えましたね。ビジネス、留学、旅行など理由は様々ですが、イギリスの大学生に人気があるJETプログラムについて書こうと思います。これまでに出会った人のエピソードもご紹介します。
JETプログラムとは
JETはThe Japan Exchange and Teaching Programmeの略で日本語は外国語青年招致事業だそうです。外務省と文科相の事業だと思っていましたが、wikipedia には地方自治体が総務相、外務省、文科相、財団法人自治体国際化協会の下に行っている事業だそうです。JETプログラムは通称名のようですね。
JET プログラムとは、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業です。
イギリスの他にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドから参加者を募り、日本の様々な場所の小学校から高校の英語教師補助として派遣されます。
2年ほど滞在して、希望であればもう少し延長できるとか。派遣地域の希望は聞いてくれないんだそうです。
面接で恥ずかしかった😆
たまにJETに行きたいから日本語を勉強したい、という人がいます。また、少しでもいい印象を与えるために、日本語教師の私に推薦状を依頼する人もいますが、その効果もあまり関係がないんだと思います。むしろ採用側は日本語や日本文化の基礎知識より、人間性を見るんだと思いますから。過去に採用された人から、日本の4島は何かと聞かれて、答えられなくて恥ずかしい思いをしたと聞いたことがあります😆。
JETから戻った人は何をしている?実はあの人も…
イギリスの現在の財務大臣ジェレミー・ハントも過去にJETプログラムで日本に住んでいました。
Jeremy Hunt, the UK’s new chancellor, came to Japan on the Jet program in the 1990s. Apparently speaks good Japanese. https://t.co/rB5dE1V2sw
— Andy Sharp (@sharp_writing) October 14, 2022
ツイートにあるように日本語を上手に話されますが、政治活動ができるほどではないんでしょう。ちなみにこの方の奥さんは中国人。
英空軍言語スペシャリスト、中国政府勤務、日英交流功労賞受賞者
JETに選ばれる人は優秀な方が多いです。以前、英空軍の言語スペシャリストになる夢をもってJLPT N2を目指している人を教えたことがあります。中国番、JETプログラムとでもいうんでしょうかAmbassador Year in Chinaのイギリス担当者として流暢な中国語をお話になる方にもお会いしたことがあります。また、JETプログラムの同窓生会の元会長さんは長い間日本とイギリスの交流支援を続け在英日本大使から特別勲章を受賞しました。素晴らしいですね。
イギリスからすると日本は特別な国と見られることがあります。日本を経験して人間の株をあげる人がいるように。
日本語学習の需要は高くて広範囲にわたり、学習者の背景もどんどん多様化しています。そんな「教育方法は一つじゃない」状況で様々な教育者の経験が他の教育者の明日の授業に役立つのではないでしょうか。私もこの場で経験を共有し貢献できたら幸いです。コーヒー一杯の励ましをお願いします🙇♀️