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「頑張れ」とあまり言いたくない

ここ数年、「頑張れ」と人にあまり言わないようにしている。
だって「頑張れ!」「頑張ってね」と声をかけたくなる時、大抵その人は既に頑張っているのだから。

「頑張れ」という言葉は万能だ。
気軽に使えるためよく会話の締め言葉として用いられる。
まるで挨拶だ。

しかしいつからか「頑張れ」という言葉に違和感を感じるようになった。
何かに挑戦している人、苦しみもがきながらも前に進もうとしている人。
一見してわからなくても裏では既に頑張っている。

そんな人たちにさらに追い討ちをかけるように「頑張って」などと本人ではない他人が気軽に言ってもいいものだろうか。
何気ない些細な言葉だ。
しかし、何だか一方的で無責任な言葉に思えてしまう。

「頑張れ」
そう声をかけたくなる時は、ぐっと堪えて「応援してるね」とさらっと言うようにしている。

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