派遣員になる前とその後
今月も終わりになってしまってしまいました。(早い…)ナポリタンが世界共通の食べ物だと暫く思っていたのですが、日本生まれの品と聞いた時の衝撃波が個人的にすごかったです…。
何をしていた人が派遣員になるのか
※下記全て私が知る限りの話なので、偏りがあると思いますのでご参考まで
一定層(知ってる方の6〜7割?)は在学中に休学されるか、新卒として働く方も多いイメージです。残りは私のように民間で働いていてきた方々、JICAの海外協力隊で他の任地にいた方、ミッドキャリアできていらっしゃってある方と背景はバラバラでした。
海外で働いてみたい、学んだ語学を使って仕事がしたい、(中には在留邦人の方が駐在などをされている方すら少ない国もあるので)特定の国に行ってみたい、などが多い印象です。
派遣員関連のご質問いただくこともあるのですが、個人的にお伝えしているのは「派遣員を通じて何か突然道が開けたり、何もしないままでやりたいことは見つからない」ということです。
冷たいようにしか聞こえないとは思うのですが、シンデレラの王子がある日突然目の前に来る(やってくる方もいるかもしれませんが極めて少ない…)事はないので、何か見つかるかもしれない、という淡い期待を抱いて仕事をするのではなく、何を自分自身が得たい(やってみたい行ってみたいみてみたい、などの小さいワンステップであっても)→言ってみる・行動してみるというサイクルが重要だと思います。
一方でそこで働いたからこそ出会る人や経験があるので、時に周りの人や任地が羨ましく感じることもあるかもしれませんが、自分自身のご機嫌をとって小さな幸せを見つけられるようになっていくと、その地の生活が彩り豊かなものになっていくのではないかと思います。
派遣員任期が終わった後
これも多い話題なのですが、契約を持って働いている人にはあるあるで「終わった後どうしよう」という悩み。
これは三者三様なので本当にこれ!というのは言えないと思いますが、学生の方は官民問わず就職(数は毎回そこまで多くはないかもしれませんが外務省に入省される方もいます)または、一度日本に戻ったのちに任地に戻って働いたり生活する方もいます。その他は、語学を生かして公務員や日系or外資系企業へ就職、大学院進学という方も一定数いるイメージです。
最初の半年くらいはその地の生活と仕事でばたつくかもしれませんが、終わりは着々と近づくので私も派遣される前からその後どうしようかなというのは悩んでいました。
是非認知に赴かれる前にどんな選択肢が自分にあるのか書き出してみて、その後に認知での生活に慣れてきた頃にでもその思いを見返してみると良いと思います。
新しい世界や人と出会うことで方向が変わることもあるでしょうし、その変化自体は何も悪いものではないと思います。
私自身は派遣前に思っていたぼんやりとした大学院進学の動機が明瞭になり、受験を決めました。
みなさんのお話を聞くたびにいろんな道があり興味深いなと思います、もしかするとお話を聞くことで余計に迷ってしまう方もいるかもしれません。ご自身の人生の中でコントロールできるもの、できないものを分別してみてコントロールできる中でどんなことに興味があるのかを対話してみるのもひとつかもしれませんね。
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