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「癒しの哲学」10月”癒しの源流” ③音

”癒しの源流” 3回目テーマは「音」。

音といえども様々な媒体があり、またそこから発せられる周波数により人への影響もさまざま。

それでは、「音」の探求へれっつらゴー!


倍音とは?

「ラ」の音を鳴らすと、1秒間に220回、空気が振動します。
220回振動、すなわち周波数は 220Hz(ヘルツ)になります。自然の音にも倍音は含まれています。
例えば、高い「ラ」の周波数は低い「ラ」(220Hz)の 2倍=440Hzとなります。周波数の1倍、すなわち元々の 音の事を「基音」といい、基音の整数倍(2倍とか3倍)の 周波数を持つ音を「倍音」といいます。
私たちが 「音色」として聞き取っているのは、異なった楽器の種類、また各楽器個体による倍音の組み合わせなのです。

倍音で有名なのは、歌声、シンギングボウルや尺八、そして、クリスタルボウルなどがあります。


「クリスタルボウル」
水晶…水晶の治癒効果は、エネルギー 放出の際の振動周波数で説明できるかもしれない。

クリスタルボウルは一定の周波数で振動し、強力な音波を発生するが、その音はボウル自体の結晶構造のエネルギーの発現である。したがって、ボウルの音は、独特に調和した形で人体と共鳴する可能性がある。なぜなら健康な人体の組織は液状というよりもむしろ結晶構造に近く、また水晶の結晶構造には、音を含むさまざまなエネルギーのスペクトルに、特定の正確な反応をする性質がある。クリスタルの音は結晶の共鳴力により人間の結晶構造ときれいに調和するはずである。

ワタシ:周波数が太陽に反射して「音」となるそう。(おっと、またも周波数と太陽が出てきましたね)。また水晶はわたしたちの認知できないような情報伝達媒体なのではないか?こころの奥底にある記憶を呼び覚ましてくれるツールかもしれない。


「太鼓とヒーリング」
太鼓のリズミカルなビートは、0.8から5.0ヘルツの周波数を含んでおり、それは、「シータ波誘導力」を持っているという。(脳波のシータ波は私たちが深いリラックス状態にあるとき得られる周波数である。)シャーマニズム的な儀式での音は、脳波に同調し得るという ことであり、それは意識変容状態と治癒の両方の面で重要な臨床的意義を持つ。


「神楽鈴(かぐらすず)」
古来から鈴には 魔除の霊力があるとされ、それが 転じて神事の時に鈴を鳴らすようになったと言われる。巫女が神楽舞を舞うときに、手にもって鳴らす神楽鈴の音や神前で鳴らす鈴も神さまをお招きする役割があった。

ワタシ:太鼓や鈴は忘れかけていた本能を呼び覚ますものでは?また神社とは浄化、穢れを払う場所。鏡に映る自分の姿を見て、邪念で曇っていたら浄化、払うよう祈る場所だそう。お願いの前に自分をクリアにするのが大事ですね。



「ティンシャ」
チベットの瞑想者は一対の小型の鉦(かね)を使用する。鉦は、4〜8ヘルツの極低周波(ELF)音を出すことがわかっている。


空気圧の振動が音の正体
音を科学的にとらえるなら、空気中で発生している空気圧の振動と言い表すことができます。1秒間に起きる空気の振動=圧縮・希薄の数を表したものが周波数で単位はヘルツ(Hz)。音の高低はこの周波数で決まり、人間の聴覚は20~2万へルツの範囲の音しか聴くことができません。


聴覚人間になったおのころ先生
おのころ先生は、「気体」は目に見えないものスピリットなもの、「固体」は物質的なもの 「液体」は、感情的なものを受け取るアンテナなのでは?と考えた。となると耳は、いわゆる、BODY(ボディ) -MIND(マインド)-SPIRIT(ス ピリット)の三位一体で、空気中 の振動を受け取っているということになります。
SPIRITには、高周波(耳には聞こえない超音波の振動)、BODYには、低周波(これも耳には聞こえない重低音の振動)、 MINDにはそのあいだの、いわゆる可聴領域(音)として響きます。

ワタシ:地球は「音」で満たされているが、私たちはそのすべての周波数、情報を聞いていたら大変!なことになります。耳は生きていくのに必要な分だけを音に変換してくれているのですね。。ありがたや。


人体から発する音

人間の耳に聞える音(音波)には 一定の範囲がある。波長の小さい方では、20ヘルツ以下の音波は聞こえない。これを超低周波infrasonic waveという。高い方は超音波ultrasonic wave である。
「気」も手の表面 からは9~10ヘルツくらいと1~2 ヘルツくらいの機械的な超低周 波が重なり合って、脈打ちながら 出ているのが測定されている。(中国の実験より)

フランスの医師である医学博士 アルフレッド・ トマティスは、メロディーラインが シンプルで、テンポがなく、長くゆ っくりとした呼吸を特徴とするグレゴリオ聖歌は「素晴らしいエネル ギーフード」だと言っている。


モーツァルト療法
モーツァルトの音楽は、「3500~ 4000Hz」の周波数を多く含んでいます。人間のからだでこの周波数帯に対応しているのは延髄のあたりです。(延髄は自律神経をつかさどる重 要な器官)。モーツァルトの音楽は、この延髄に刺激を与えることで、さまざまな効能を人体にもたらすと考えられます。

528Hzセラピー
528Hzは「消化器系」と結びついています。大腸、小腸、セロトニンに影響するため、うつ病の予防・治療になるという見方もできます。またグレゴリオ聖歌に「528Hz」 がかかわってきています。

「ソルフェジオ音階」
ソルフェジオ音階は、自然療法医として有名な、アメリカのジョセフ・プレオ博士によって「再発見」されました。彼は「396Hz」「417Hz」「528 Hz」「639Hz」「741Hz」「852Hz 」という周波数を導き出しました。(それぞれの効能はググってね!)

エルンスト・クラドニ
1809年、クラドニは、音の振動は物体を動かすことができるという 理論を証明して、フランスの科学者たちと、かのナポレオンを驚かせた。

ハンス・ジェニー
スイスの科学者ハンス・ジ ェニー博士は、20世紀の技術を使ってクラドニの実験を洗練し拡 張した。音がどのように物質に影響を与えるかに関する科学的研究を「サイマティックス」と名付けた。
サイマティックスとは、人間のすべての細胞は固有の周波数を持っていて、あらゆる臓器の周波数は、それを構成する細胞の周波数の倍音になっている、というものだ。それを前提にして、細胞や遺伝子のレベルで音がどのように治癒に使えるのかを解明する鍵は 、こうした固有の周波数が持っている、という興味深い仮説が提示されている。

リバーススピーチ
音楽やスピーチを逆再生すると聞き取り可能な言葉が現れるリバーススピーチ(ググってね)では、リバース時に本音がでてしまう。実験を行ったデイヴィッド・ジョン・オーツの分析データからは
◆人のスピーチは、少なくともふたつの独立した、しかし補完的な機能とモードを持つ。
◆スピーチのふたつのモードである「通常再生=表のモード」と「逆再生=裏のモード」 は 互いに補いあってひとつとなり、依存しあっている。

ワタシ:ゆえに日頃から真心を込めて話しましょう。とおのころ先生からのメッセージがありました。はい。大事です!



【まとめ】
ということでワタシにとって癒しの源流「音」とは?

⇒音は目に見えなく、音として認識しなくとも周波数として私たちの身の回りに存在しまくっているということがわかりました。耳が数多ある周波数から必要な情報を音として変換してくれているなら、それは今の自分がどうあるかで拾う音が変わってくるんだなあと思いました。また、体のパーツにより影響するヘルツがあるというのも興味深かったです。体にいいヘルツがあるということは逆もありきで、なるべく心地よいヘルツ数の音楽を聴きたいなあと思いました。自分にとって心地よい音、ヘルツって調べることができるのでしょうかね?しかし、音って思っていたより深いなあ。。。



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